Webマーケティングのプロが解説するネット広告1
見ないという日はないというくらいに、身近になっているインターネット。
調べものをしたり、SNSを使ったり、ゲームをしたりと、その活用方法は様々かと思います。
しかしながら、ネット上に表示される広告に注目される方は多くはないはずです。
「ネット広告ってサイトを見てるといきなり出てくる邪魔なバナーのこと?」ネットを使うユーザー視点から見ると、この程度の認識でしょう。
それはそうなわけですが、ネット広告は思ってるより奥が深いものです。
今回はネット広告の種類について解説します。
ネット広告の種類
★純広告
Webサイトの広告枠を一定期間買い取って掲載する広告のことです。
枠と期間を軸に掲載するので、大勢の人に見てもらえる反面、関心の薄い人にも表示されるため、費用対効果の分析が重要です。
とはいえ、この純広告の在り方もここ数年で変わってきました。別の機会で詳しく解説します。
★バナー広告
サイト内に表示されるバナー広告です。
スマホやブログの上部にすっと表示される広告とかだとイメージしやすいかと思います。
ただしバナー広告というのはあくまで表示形式の問題で、掲載形式は純広告やリスティング形式等様々です。
★タイアップ/記事広告
記事として商品やサービスを紹介してくれる広告です。
見る方からすると通常のニュース記事と違いがわかりづらく違和感なく情報を伝えることができます。
また伝えられる情報のコントロールもやりやすいです。
しかしながら、掲載価格が比較的高かったり、掲載までに時間がかかるというデメリットもあります。
★アフィリエイト広告
アフィリエイト広告は、商品購入やサービス登録等の顧客増加数に応じて広告費用が請求される成果報酬型広告です。
アフィリエイトプロバイダーと契約して、そこで広告掲載場所となるWEBサイト運営者やアフィリエイタ―に自社の広告を掲載をしてもらい、商品を売ったり登録させた運営者やアフィリエイターに成果報酬として広告費が支払われます。
掲載期間やターゲットをコントロールできないというデメリットはありますが、費用面でのリスクは少ないです。
★動画広告
動画で配信される広告です。最近よく目にするので、イメージはしやすいのではないでしょうか。
一例としてあげると、Youtubeを再生しようとすると、動画前に宣伝動画が流れることはよくあると思います。
最近ではバナー形式の動画広告も多くなっており、注目性も今後の成長性も非常に高いと見込まれています。
★リスティング広告
リスティング広告予算やキーワードを広告主でコントロールできるため、効率性はよいです。
一方で、競合との落札形式で表示順が変動するため、運用は非常に難しいです。
さらに分類していくときりがないのですが、大まかな分類は上記の広告が主流です。
なお、Facebook、Twitterや大手SNSでは、独自で配信できる広告システムを持っています。こちらについても別の機会で説明できればなと思っています。
前述のとおり、ネット広告の種類やその運用方法は多岐にわたり、とても奥が深いです。
今後複数回に渡って解説していくつもりです。