ウェブサイトを認知してもらう為に

広大なネット世界、表面に出ているウェブサイトだけでも無数のサイトが存在しています。
昔から存在しているサイト、新しく出来たサイト、管理者すらも放置してしまって誰にも知られずただ存在しているだけのサイト。
もはやどこに何があるか全てを把握できている人なんていないことでしょう。

サイトを認知してもらうには?

そもそもサイトはどのように人々に認知されるか。
簡単な流れを書いてみます。

  1. ウェブサーバー(住所があるウェブ上の倉庫のようなもの)にサイトの基となるファイルを設置する
  2. クローラーというロボットがサーバーに置かれたファイルを発見する
  3. クローラーによってサイトが検索結果にインデックスされる
  4. よって検索でそのサイトを発見することが可能となる

と、ざっくりな説明ですが基本的にはこのようなプロセスでユーザーのみなさんにサイトを認知していただくことが可能となる訳です。
ファイルが置かれているサーバーの住所を知っていれば、URLを入力して直接そのサイトに辿り着くこともできます。

この時クローラーはファイルに書かれている単語を個々に識別し、登場回数が多い単語やサイトのタイトル等に書かれている単語を重要単語と認知して検索結果に反映させていき、同じ単語で構成されている別のサイトと比較しながら表示順位を決定しています。

サイトの何を見てもらうかを考える

検索結果の順位を上げていかにユーザーに見てもらうかでそのサイトの存在意義が有となるか無となるか決まっていきます。ネット上に存在していても誰の目にも触れられないのであれば存在している価値はあまりありません。

その為に所謂 SEO対策(Search Engine Optimization = 検索エンジン最適化) が重要となってきます。
狙った単語で検索結果の上位に表示する為に以前から行われてきた対策の一つです。

ユーザーに検索してもらいたい単語や組み合わせをいかに上手に文中に多く記述するか、
そしてクローラーにいかに「有用性」をアピールできるか。
価値あるサイトを作り出せるかはこのSEO対策にかかっているといっても過言ではありません。

やり過ぎは禁物です

ただしだからといって単語を羅列しまくればよいのかというとそうでもありません。
クローラーはサイトの文章を解析して文章として不自然であるものや、明らかに本文とは関係の無い単語などは除外していきます。

関係無い単語の羅列や過度なSEO対策はクローラーにより自体にペナルティーを負う事になります。
ペナルティーが積み重なると悪質なサイトとみなされ検索結果にすら出てこなくなります。
こうなると世に広める為に行なっていたSEO対策にも関わらず逆に公開の機会する失って元も子もありません。
何事も引き際が大事ですね。

ちなみにこんなことわざを発見しました。

“甲張り強くして家押し倒す”
読み:こうばりつよくしていえおしたおす
意味:家が傾いたりするのを防ぐ為にあてがった木材を強くしすぎて家を倒すことから、良かれと思ってしたことがかえって相手をだめにしてしまうことの例え。
ことわざデータバンク

ユーザーの為に進化するクローラー

このクローラーのアルゴリズムはもちろん完全に非公開ですが結構な頻度で改修されているようで、かなりサイト内コンテンツ識別の精度がかなら上がっているようです。
言われてみれば何かを検索した際に無関係なサイトが結果に並ぶ頻度が減ったように感じます。

人から見て良いサイトというのが強く評価されるようですし、
だからこそ小手先のSEO対策や裏技で順位を上げて目に触れさせる機会を多くしても中身が伴っていなければ
良いサイトと認識してもらうのは難しいのでしょうね。

我々Knocknoteも少しでも皆さんのお役に立てるようなコンテンツを発信できるよう頑張ります!

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