便利なIoT化

進むIoT化

学校や企業でIoT化が進んでいます。小学校だと2020年に全学校の無線ネットワークの普及も計画されています。
最近は家電のIoT化も進んでいて、家電をネットワーク接続し携帯電話や専用端末で操作ができるものも販売されています。
今回はIoT化された意外なものについてご紹介します。

トイレのIoT化

大手通信会社KDDIが3月以降に始めるサービスとしてIoTクラウドサービス「KDDIIoTクラウド〜トイレ空室管理〜」と
「KDDIIoTクラウド〜トイレ節水管理〜」を発表しました。

「KDDIIoTクラウド〜トイレ空室管理〜」
トイレの個室にIoTを活用することでスマートフォンから空き状況をリアルタイムに閲覧できるサービスで、トイレの空室を探す時間や空室待ちの時間を減らすことが期待されます。
デパートで空きトイレを探して階段を昇り歩いたことはありませんか?
このサービスにより、空きトイレを探す手間が省けるので「○階のトイレが比較的空いているから○階に行こう」ということが可能になります。
トイレが混み合うオフィスビルなどでも活躍できそうですね。

「KDDI IoTクラウド ~トイレ節水管理~」
トイレの個室内に設置された人感センサーと高機能フラッシュバルブを組み合わせることで、利用者の滞在時間によって適切な水量の流し分けが可能になります。また、IoTを活用して、トイレの各個室における水量データを把握することで、フラッシュバルブの状態を監視し、正確な水量のモニタリングおよび遠隔で必要なメンテナンスが可能になります。
このサービスにより、40~50%の節水が可能になり、地球環境にも優しい上にコスト削減が図れます。
トイレの大と小のレバーが不要で自動でできるのは節水につながりますね。
トイレのタンクに節水のためにペットボトルを入れていた家庭もペットボトルが不要になります。

この二つのサービスはトイレの個室利用を効率化することでヒトの時間効率化が図れるほかに、節水によるコスト削減や利用に応じた清掃ルート、清掃間隔などの最適化などのオフィスの運用効率化を図ることのできるサービスだと思います。

トイレにお困りのビルの管理人さんや商業施設、清掃業者にとっても嬉しいサービスですね。
今後も機能の拡張が期待されます。

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