知らないで飲んでる!?タピオカの正体とタピオカドリンクの歴史
目次
- 1.タピオカってそもそも何?
- 1-1.タピオカの原料は「キャッサバ」
- 1-2.「キャッサバ」は毒入り!?
- 2.タピオカの成分
- 2-1.タピオカって太るの?
- 3.タピオカドリンクの歴史
- 3-1.実は前にもタピオカドリンクの大ブームがあった
- 4.タピオカドリンク人気地域
- 4-1.東京の人気地域
タピオカってそもそも何?
タピオカの原料は「キャッサバ」
生産地上位は1位ナイジェリア、2位タイ、3位インドネシアとサバナ気候や熱帯雨林気候で栽培されています。タピオカはそれらの熱帯地域でつくられた芋が原料となっているんですね。
生産量もトウモロコシ、小麦、米、ジャガイモに次5位と世界的にも主要な主食作物です。
でもスーパーとかで見かけたりすることってありますか?日本では見慣れない理由があるのです。
「キャッサバ」は毒入り!?
タピオカの原料となっているキャッサバですが、実はもともと有毒な青酸生成物質(シアン化合物 / シアン化グルコシド)が含まれています。食用にするには毒抜きをしないといけません。実は生食の状態で日本に輸入することが禁止されているのです。普段私たちがスーパーで生の姿で見かけることがないのも頷けます。
なお、その中でも有毒成分を多く含む「苦味種」と、毒抜きや調理を行い食用にされる「甘味種」があります。
タピオカの成分
タピオカって太るの?
タピオカファンの女子の皆さん、タピオカって太るのか気になりますよね?
タピオカは芋から作られてるので、炭水化物がメインです。
タピオカ (パール、乾)100gあたり
エネルギー 355kcal
炭水化物 87.8 g
食物繊維 0.5 g
脂肪 0.2 g
ミネラル
ナトリウム (0%)5 mg
カリウム (0%)12 mg
カルシウム(2%)24 mg
マグネシウム (1%)3 mg
リン (1%)8 mg
鉄分 (4%)0.5 mg
亜鉛 (1%)0.1 mg
銅 (1%)0.01 mg
他の成分
水分 11.9
水溶性食物繊維 0.2 g
不溶性食物繊維 0.2 g
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%94%E3%82%AA%E3%82%AB
上記のように、タピオカはほとんどが糖質です。糖質1gあたりのカロリーは4kcal。脂質は9kcal、タンパク質は4kcalです。タピオカドリンクに入っているタピオカは大さじ1ほどとして30kcalほどですが、ジュースも甘い場合カロリーも低くはありませんので、1日に何杯もタピオカドリンクを飲んでいては太ってしまうことでしょう。
タピオカドリンクの歴史
実は前にもタピオカドリンクの大ブームがあった
今の30代の方は知っていると思いますが、1990年代後半からタピオカドリンクが凄く流行りました。原宿にいけば、みんなクレープやタピオカドリンクを手に持ち歩いていたのを覚えています。
台湾から日本にはいってきたのが、ブームのきっかけになったと言われています。今ものすごい流行のタピオカ ドリンクですが、まさに流行のリバイバルということなのです。今はインスタもあり、流行が流行を呼び、有名店は行列店が絶えないほど女子高生や若い女性を中心に爆発的な人気ですよね。
タピオカドリンク人気地域
東京の人気地域
- 原宿
- 渋谷
- 表参道
- 代官山
- 新宿
- 新大久保
中でもタピオカミルクティ発祥の店と言われている代官山に本店をもつ春水堂(チュンスイタン)は台湾では50店舗近く展開していて本場でも大人気のお店です。新宿や表参道などいろんなところにありますので、気になる方はぜひ一度足を運んでみてください。