子どもがプログラミングを習得するまでにかかる時間は?年齢・学習方法別に解説!

今年の大学入学共通テスト(センター試験)からいよいよ「情報Ⅰ」が導入されました!世間のIT化も加速しプログラミング教育への関心が高まる一方で、「どれくらいの期間でプログラミングを習得できるのか?」という疑問はありませんか?
プログラミングの習得には、年齢や学習方法、個人の適性によって差があります。
本記事では、子どもの成長段階に応じた習得の目安や、学習方法ごとの習得期間を詳しく解説します。
大人がプログラミングを学んだ場合
近年では、大人も転職やスキルアップを目的にプログラミングを学ぶケースが増えていますが基礎的な理解を深めるためには約200〜250時間の学習が必要とされています。
しかし、プログラミングを実務レベルで活用できるようになるには、より長期間の学習が求められます。一般的に、実務レベルに到達するには3年以上、学習時間に換算すると約2,700〜7,000時間が必要と言われています。
これは、日々の学習時間や学習方法によって大きく異なりますが、継続的な学習と実践が不可欠であり、プログラミングの習得は容易ではないことが分かるかと思います。
子どものプログラミング習得にかかる時間の目安
このことから、子どもがプログラミングスキルを習得することが1~2年の話ではないことが、おわかりいただけたかと思います。
残念ながらプログラミングは動画を見ながらゲームを作ったから・本を一通り読んだからといって身に付くものではありません。
作りたいもののプログラムコードを1から自分で書き、修正を繰り返しながら完成することが出来ることがプログラミングスキルの習得と言えるでしょう。
最初に挙げた通り、年齢や学習方法によって大きく異なりますが未就学児から中学生まで、それぞれの発達段階に応じた学習方法があり、効果的に学ぶための工夫も重要です。
ここでは、効率的かつ無理がない年齢別の習得目安と学習方法ごとの違いについて詳しく解説します。
(1) 年齢別の習得目安
未就学児(3〜6歳)
- 主に論理的思考を育む段階で、プログラミングの基礎となる概念を学ぶ
- パズルやブロック遊び、アンプラグドプログラミングを使用
- 習得期間:半年〜1年で簡単な命令が理解できる
幼児でも論理的思考を育むことが出来る教材はこちらでも紹介しています。
小学生低学年(6〜9歳)
- Scratchなどのビジュアルプログラミングを使いながら、ゲームやアニメーションを作る
- 「順次処理」「条件分岐」「繰り返し」などの基本的な考え方を学ぶ
- 習得期間:1〜2年で簡単なゲームやアニメーションが作れる
小学生高学年(9〜12歳)
- より高度なプログラミングに挑戦し、PythonやJavaScriptに触れる
- 本格的なゲーム開発や簡単なアプリ開発が可能に
- 習得期間:1.5〜3年で応用的なプログラミングができるようになる
中学生以上(12歳〜)
- テキストベースのプログラミング言語を本格的に学習
- Web開発やデータ分析などの実践的なスキルを習得
- 習得期間:2〜4年で実務レベルのスキルが身につく
習得を早めるためのポイント
- 楽しく学ぶ:ゲーム感覚で取り組める教材を使用する
- 継続的に学習する:週1〜2回の学習習慣をつける
- 適切な教材・学習環境を用意する:年齢に合ったツールを選ぶ
- 実践経験を積む:作りたいものを考え、実際に作る
- プログラミング教室を活用する:効率的な学習環境を整える
まとめ:プログラミング習得にかかる時間は個人差がある
プログラミングの習得には、年齢や学習環境、興味が大きく影響します。目安はありますが、最も重要なのは「子どもが楽しみながら続けること」です。
焦らず、長期的な視点でサポートしていきましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. 何歳からプログラミングを始めるのが理想ですか?
A. 論理的思考を育むためには3〜6歳がベストですが、小学生からでも十分に習得可能です。
Q2. プログラミング教室に通わせるべきか?独学でもできる?
A. 独学でも学べますが、効率的に習得するためには教室の活用がオススメです。
Q3. どのプログラミング言語を学ぶべき?ScratchやPythonの違いは?
A. 初心者にはブロックをつなぎ合わせる感覚でプログラミングが出来る、Scratchなどのビジュアルプログラミングが適しており、プログラミングの基本を学んだ後にPythonやJavaScriptといったコードプログラミングへ移行するとスムーズです。
Q4. 子どもがプログラミングに興味を持たない場合はどうする?
A. ゲームやロボットを活用して興味を引く工夫をすると効果的です。
子どもにとってプログラミングは「未来の必須スキル」ともいえる重要な学びです。
TETRA UPでは未就園児から無理なく論理的思考を育みながら、本格的なコードプログラミングを習得できるようにコース編成を行っています。
\最大20万円分がお得になる春得キャンペーン/も開催中ですので興味のある方は、是非1度体験教室にお越しください!

【現役講師が選ぶ】プログラミング・学習に最適!子ども向けPCのスペック完全ガイド

「子どもにPCを買いたいけれど、どんなスペックのものを選べばいいの?」
「安い買い物ではないし、失敗せずに選びたい」
お子さんの学習やプログラミングに最適なPCを選びたいと思っても、スペックの違いや種類が多く、どれを選べばいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
実際当教室に入塾される保護者様からも、多く問い合わせがあります。
本記事では、現役のプログラミング講師が、学習やプログラミングに最適な子ども向けPCの選び方を完全ガイド! どんな用途にどのスペックが必要なのか、選ぶ際のポイントやおすすめPCまで詳しく解説します。
子ども向けPCを選ぶ際のポイント
どんな用途で使うのかを決める
まず、PCの用途を明確にしましょう。お子さんが主にどんな目的でPCを使うのかによって、必要なスペックが変わります。
- タイピング練習・オンライン学習用
- 文章作成やインターネット検索が中心。
- WebブラウザやZoomなどがスムーズに動けばOK。
- 高性能なCPUや大容量メモリは不要。
- プログラミング学習(ScratchやMineCraft~Pythonなど)
- ScratchやMineCraft~PythonなどのWeb開発を学ぶ場合。
- ある程度の処理能力が必要なため、最低でもCore i3以上のCPUが推奨。
- メモリは8GB以上あると快適。
- 動画編集やゲーム制作などのクリエイティブ用途
- 動画編集ソフトやゲーム開発ツール(Unity,Adobe,Blenderなど)を使用するなら高スペックが良い。
- Core i5/i7以上のCPU、16GB以上のメモリ、SSD搭載が理想。
長く使えるスペックを選ぶ
一般的にノートPCの寿命は3~5年と言われています。
お子さんが快適に使い続けられる、家族も一緒に使うことが出来るということであれば最低限以下のスペックを確保しましょう。
項目 | 推奨スペック |
---|---|
CPU | Intel Core i3以上 / AMD Ryzen 3以上 |
メモリ | 8GB以上 |
ストレージ | SSD 256GB以上 |
画面サイズ | 13~15インチ |
重さ | 1kg~1.5kg程度 |
なぜこれらのスペックが必要なのか?
- CPU … 低スペック(Celeronなど)は動作が遅くなりやすいため、intelならCore i3以上を推奨。
- メモリ … 4GBだと動作が重くなるため、8GB以上が理想。
- ストレージ … HDDは遅いため、SSD搭載モデルを選ぶと快適。
持ち運びやすさ・耐久性もチェック
お子さんが持ち運ぶことを考え、サイズや耐久性も考慮しましょう。
- 小学生向け → **軽量で丈夫なモデル(11~13インチ)**がベスト。
ですが、持ち歩きはPC保護バックに入れたり、扱いには十分に注意するようにきちんと話しましょう。 - 中高生向け → **性能重視(13~15インチ)**で作業しやすいモデル。
- 耐久性 → 防水・耐衝撃設計のPCも検討すると安心です。
おすすめのPCスペック一覧(用途別)
用途 | 推奨スペック | 価格目安 |
---|---|---|
【入門向け】タイピング・学習用 | Celeron / 4GB / 128GB SSD | 5~7万円 |
【プログラミング学習向け】 | Core i3 / 8GB / 256GB SSD | 7~10万円 |
【クリエイティブ向け】動画編集・ゲーム制作 | Core i5以上 / 16GB / 512GB SSD | 10~15万円 |
ちなみに筆者は真ん中ほどのスペックPCを使っていますが、ScratchからUnity・Robloxのゲーム制作まで不便したことはありません✨(さすがにUnityとRobloxをいっぺんに開くことはもうできませんが(泣))
よくある質問(Q&A)
Q. タブレットとPC、どちらを買うべき?
A. タブレットは持ち運びやすく直感的に操作できますが、プログラミングやタイピング練習にはPCの方が適しています。
Q. 中古PCでも問題ない?
A. 中古PCでも問題ありませんが、”バッテリーの持ちやストレージの状態”を確認しましょう。
新品に比べると耐久性に不安があるため、信頼できる販売店で購入するのがおすすめです。
Q. Chromebookはプログラミング学習に向いている?
A. Chromebookは基本的にWebアプリしか動作しないため、本格的なプログラミング学習(Python、Unityなど)には不向きです。Scratchなどの入門用途なら使えますが、将来の拡張性を考えるとWindowsやMacのPCが適しています。
Q. MacとWindowsどちらがよい?
A.どちらでもよいですが、学習にはWindowsが無難でしょう。
・Windowsのメリット
多くのプログラミング環境や教育ソフトに対応。
価格の選択肢が広く、コストを抑えやすい。
・Macのメリット
デザインやクリエイティブ用途に強い。
UnixベースのOSで、一部のプログラミング学習(PythonやWeb開発)に適している。
まとめ
子どもにPCを買い与える際は、用途に合ったスペックを選ぶことが重要です。
迷ったらこのスペックを目安に!
- 入門用(タイピング・学習がメインで安く抑えたい)
→ Celeron / 4GB / 128GB SSD - プログラミング学習用(長く汎用的に使いたい)
→ Core i3 / 8GB / 256GB SSD - クリエイティブ用途(やりたいことが明確で動画編集・ゲーム開発、モデリングなど広く行いたい)
→ Core i5 / 16GB / 512GB SSD
さらに!
現在TETRA UPでは、\最大20万円分がお得になる春得キャンペーン/を開催中です!
安くなったお月謝分で適切なPCを選んで、お子さんの学習環境を快適に整えましょう🤗

プログラミング教育新聞 2025年3月号|TETRA UP

目次
🚀今月のTETRA UPニュース

プログラミング春得キャンペーンスタート&お友達紹介キャンペーン開始!
TETRA UPでは、新年度に向けた「プログラミング春得キャンペーン」を開催します!オンラインと四谷本校で実施し、初心者でも楽しく学べる内容をご用意しています。
期間: 3月8日(土)〜4月6日(日)
特典:
- 入会金
11,000円→ 無料! - プログラミング教室が初めての方
受講料1ヶ月分(最大44,000円) → 無料! - 以前どこかのプログラミング教室に通っていた方
受講料2ヶ月分(最大88,000円) → 無料! - オンライン追加料金 → 半年間(最大92,000円)無料!
\合計 最大191,400円 もお得!!/
※オンラインUnity8時間の場合
さらになんと「お友達紹介キャンペーン」と「春得キャンペーン」も併用可能!!
今すでにスクラッチコースやロボットコースを受講されている生徒さんも、新コースRobloxコースの無料体験授業に参加できます!
またお友達と一緒に参加されたかた、お友達をご紹介されお友達が入塾された場合にどちらも1ヶ月授業料が無料になるキャンペーンも開催中です。

対象条件
・在籍3ヶ月経過後の、4ヶ月目の受講料から対象となります。
・入会時の契約月間受講時間が対象となります。
・休会は在籍期間に含まれません。
・以前プログラミングに通っていた方は証明が必要となります。
・4ヶ月以内での退塾や弊社が不適切と判断した場合は、キャンペーン適用外となります。
・本キャンペーンの内容および期間は予告なく変更する場合があります。
📰 プログラミング教育TOPICS

小学生の新しい学び:プログラミング・eスポーツ・メタバースの可能性
教科横断型学習で広がるプログラミングの可能性

2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化され、各教科の学びにプログラミングを組み合わせる取り組みが進められています。
教科横断型学習とは、国語・算数・理科・社会など複数の教科を横断して学ぶことで、子どもたちに深い理解と応用力を身につけさせる方法です。
プログラミングを通じて教科内容を体験することで、論理的思考力や問題解決力が育まれ、STEAM教育(Science, Technology, Engineering, Art, Mathematics)の観点からも知的好奇心や創造力を伸ばす効果が期待できます。
各教科で実際に様々な工夫がされています。例えば国語では物語をプログラミングで再現する授業、算数では正多角形を描くプログラムで図形の規則を楽しく学ぶ授業があります。
理科ではセンサーやモーターを制御してエネルギーの効率的な使い方を探る実験、社会では地図上でロボットを動かし方角を理解する活動など、子どもたちは体験を通して教科内容を深く理解しています。
教育目的でのeスポーツ導入のメリット・デメリット
ゲームの対戦競技であるeスポーツを教育に取り入れる学校も現れています。eスポーツはチームで戦うゲームも多く、上手に活用すれば協調性や戦略的思考力の育成につながります。
実際、ゲームで真剣勝負をすることで判断力や創造性、反射神経の向上など脳への良い刺激が得られ、チーム戦ならチームワークやコミュニケーション能力も磨かれます。さらに、ゲームへの興味がきっかけでプログラミングやIT分野の学習に発展する可能性も指摘されています。
このように主なメリットには、協調性・対話力の向上、戦略的な問題解決力の習得、ITリテラシーの向上などが挙げられます。大会での成功体験が自信につながり、自己効力感を高める効果も期待できます。
一方で、注意すべきリスクもあります。ゲームに熱中し過ぎると運動不足や視力低下など健康面への悪影響が心配されます。長時間のプレイ習慣は睡眠リズムを乱し、学業への支障を招く恐れも指摘されています。また、没入しすぎればゲーム依存症(ゲーム障害)のリスクも否定できません。
そのため学校で導入する際はプレイ時間や内容にルールを設け、教員の管理の下で節度を保つことが重要です。こうしたデメリットも踏まえ、バランスの取れた運用が求められます。
実際の教育現場でも、eスポーツを部活動や授業に取り入れて良い成果を上げている例があります。例えば、ある高校ではeスポーツ部の参加条件に成績基準を設け、ゲームと勉強の両立を促しています。また、内気だった生徒がチームでの勝利を経験して自信を持ち、学校に居場所ができたという報告もあります。適切に導入すれば、ゲーム好きな子どもたちに新たな学びと自己表現の場を提供できるでしょう。
メタバースは新たな学びの場になるか

インターネット上の仮想空間で人々が交流できるメタバースも、教育への活用が期待されています。従来のオンライン授業がビデオ通話中心だったのに比べ、メタバース空間では子どもたちが自分のアバター(分身)を操作し、教室や実験室にいるかのように没入型の学習体験が可能です。現実では難しい体験や実験を安全に行えるのも利点で、例えば火山の内部を仮想探検したり、歴史上の街にタイムスリップして当時の文化に触れる学習もできます。単に知識を教わるだけでなく、自分で動いて観察し発見することで理解が格段に深まります。
メタバースは既存のオンライン教育と比べて双方向性と臨場感に優れています。画面越しに話を聞くだけの授業とは異なり、仮想空間で生徒同士が一緒に物を動かしたり操作したりできるため、より主体的・協働的な学びが実現します 。遠く離れた友達とも同じ空間で対話でき、対面に近いコミュニケーションが取れる点も魅力です。
特にメタバースは体験型学習で力を発揮します。VR技術を使えば宇宙や深海の探検、災害時のシミュレーション訓練など現実では難しい体験も安全に試せます。また、遠隔地からでもアバターで教室に参加できるため、病気や障がいで登校が難しい子の学びの機会を保障することも可能です。実際、東京都小金井市では教育用メタバース空間を導入し、不登校児童が自宅からバーチャル教室で友達と交流できるようにする試みも行われています。
もちろん機器やネット環境の課題はありますが、メタバースは教室の壁を越えた創造的な教育を実現する新たな学びの場として注目されています。近い将来、誰もが気軽にメタバース空間で学べるようになるでしょう。
👨👩👧 保護者向けコラム

プログラミングで子どもの創造力を伸ばそう!
近年、プログラミング教育がますます注目されています。論理的思考を育むツールとしてよく知られていますが、実は「創造力」を伸ばすことにも大きな効果があるのをご存じでしょうか。小学生のうちにプログラミングを学ぶと、将来さまざまな場面で必要となる柔軟な発想力や問題解決力が身に付くと言われています。そこで本記事では、プログラミング教室の講師として、特におすすめしたいScratch・Roblox・Unityを活用した「創造力を育む方法」をご紹介します。親子で楽しめる具体的なアイデアも交えながら、実践しやすいヒントをお伝えしますので、ぜひご覧ください。
1.なぜプログラミングは創造力を伸ばすのか?
プログラミングは単なる「コードを書く作業」ではありません。自分のアイデアを形にするために、何度も試行錯誤を繰り返す“ものづくり”でもあります。
たとえばゲームやアニメーションを作るとき、最初は「こういう動きにしたい」「こんなストーリーを表現したい」というイメージを抱きますよね。
しかし実際に作ってみると、上手く動かないことも多々あります。
ここで「どうすれば理想の動きになるか?」と問題点を整理し、修正を重ねるうちに、創造力と論理的思考力の双方が自然と鍛えられるのです。
小学生は大人にはない大胆なアイデアを思いつくことが多く、親御さんや教師が「それは面白いね!」と肯定することでさらに創造性が伸びていきます。
「どうしてこうなるんだろう?」「これを変えたら、もっと面白くなるかも!」と疑問を持つ力こそ、創造力を高める大切なカギです。
2.Scratchで創造力を育む:ブロック型プログラミングの魅力
プログラミング初心者にまずおすすめしたいのがScratch(スクラッチ)です。文字のコードを書かなくても、ブロックを組み合わせるだけでキャラクターを動かしたり音を鳴らしたりできるため、「自分のアイデアを素早く形にしやすい」のが最大の特長です。小学生低学年のお子さんでも直感的に操作できるので、早い段階から「作る楽しさ」を味わえます。

Scratchでの学習を通じて、子どもたちはアニメやゲームを作りながら「もっとこうしてみたい!」という気持ちを大切にできます。たとえば最初は簡単なお話作りに挑戦して、キャラクターが登場する順番や動きを考えながら組み立てるだけでも、子どもたちの創造力はグングン高まるでしょう。さらに「スプライト(登場キャラクター)を自分で描いてみる」「音楽を追加してみる」などの工夫を加えると、作品の幅が一気に広がります。「自分だけの物語を作る」体験が、創造性を育む第一歩になるはずです。
実際に弊社のScratchコースでは、プログラミングが初めてのお子さんも楽しみながらステップアップできるよう、オリジナルのストーリー作りやゲーム作りを通じて「考える力」や「創造する楽しさ」を自然に身につけています。ぜひお気軽に体験してみてください!
3.Robloxで広がる3Dゲームの世界:友達同士の刺激も活用

次にご紹介したいのは、Roblox(ロブロックス)という3D空間で自由にゲームを作れるプラットフォームです。
世界中の子どもたちが作ったオリジナルのゲームを体験できるだけでなく、自分自身でも「こんなステージを作りたい!」というアイデアを形にできます。
3D空間を自在にデザインし、キャラクターの動きをプログラミングしていく過程は、想像以上に創造力をかき立てるでしょう。
また、Robloxはオンライン上で他のユーザーと作品を共有できるのが魅力です。友達のゲームを遊んで「こんな仕掛け面白い!」と刺激を受けたり、自分の作ったステージを一緒にプレイしてフィードバックをもらったりすることで、子どもたち同士が切磋琢磨し合う環境が整います。
単に「ゲームで遊ぶ」のではなく、「ゲームを作り合う」楽しさを知れば、子どもたちはさらに発想を膨らませてくれるでしょう。親御さんもロブロックスの世界観を少し体験し、「こんな仕組みができるんだね!」と感心してあげると、親子のコミュニケーションがより深まります。
弊社が提供するRobloxコースでは、ゲームデザインの基礎からキャラクターの動きをプログラミングする方法まで、お子さんのレベルに応じた丁寧なサポートを行っています。「自分のアイデアが形になった!」という喜びを実感しながら、楽しみつつ自然にスキルアップできる内容となっています。ぜひ一度、Robloxの世界を体験してみてください。
4.Unityで本格的な作品づくり:成功体験と自信を手に入れる
もう少し上級者向けには、Unity(ユニティ)が待っています。Unityはプロのゲーム開発にも使われる本格的なエンジンですが、初心者向けの教材やサンプルが豊富にあるため、実は小学生でも挑戦可能です。
最初は難しいと感じるかもしれませんが、「ここまで作れるようになった!」という達成感は格別です。

Unityを使えば、3Dキャラクターの動きから背景デザイン、さらには物理演算を使ったリアルな動きの再現まで、多岐にわたる表現が可能です。
たとえば自分が描いたイラストをゲーム内に取り込んでみたり、思い通りに動くオリジナルキャラクターを作ったりするなど、「こんなことを実現したい」という創造力がダイレクトに作品に反映されます。
試行錯誤の過程では当然、エラーや思い通りに動かない場面も出てくるでしょう。しかしその失敗と向き合うことで得られる「自分で乗り越えた」という成功体験が、さらなる創造力の伸びにつながるのです。
Unityコースでは、お子さま一人ひとりの成長に合わせて、初心者向けの基本的な操作から、ゲームデザイン、プログラミングの本格的なスキルまで段階的に学べるようになっています。
お子さん一人ひとりのアイデアを丁寧にサポートし、「自分の力で作り上げた!」という自信と達成感を感じながら、本格的な作品づくりに取り組める環境をご用意しています。ぜひ、Unityを使ったゲーム開発の世界に挑戦してみてください。
5.親子で取り組むアイデア&工夫

1.アイデアブレスト
親子で「どんなゲームや作品を作りたいか」を自由に話し合ってみましょう。お子さんの好きなキャラクターや日常生活での不便を解決するアイデアなど、ジャンルは何でもOK。
「それ面白そう!」「こんなのもいいかも!」とまずは肯定的に受け止めることで、お子さんの創造意欲が引き出されます。
2.小さく始める
いきなり難易度の高い課題に挑戦すると、挫折してしまうこともあります。
最初はScratchで簡単な動きや背景切り替えだけを試したり、Robloxでブロックを配置してステージを作るだけに留めたりするなど、小さな成功を積み重ねましょう。完成したら親御さんがしっかり褒めてあげることも大切です。
3.エラー大歓迎
プログラミングではエラーが出ることが当たり前です。むしろエラーを通じて原因を探り、問題を解決する力が身につきます。親御さんから見て「失敗だな」と思う部分も、「どうすれば上手くいくかな?」と前向きに声をかけてあげてください。ここが創造力を伸ばす最大のポイントです。
4.発表や共有の場を作る
家族や友達に作品を見せる時間を設けると、子どもたちは作品づくりへのモチベーションが高まります。兄弟姉妹やお友達同士で遊び合うと、自然に「ここを直したい」「もっとこうすると面白い」という気づきが生まれ、改良への意欲も湧いてきます。
プログラミングで広げよう、子どもの未来
プログラミングというと、「論理的思考を学ぶ」イメージが先行しがちですが、実際には創造力を大きく育めるツールです。Scratchでの直感的な作品づくり、Robloxでの世界中との交流、Unityでの本格的な開発――いずれも共通しているのは「自分のイメージを形にしてみたい」というワクワク感です。そのワクワク感こそが子どもたちの創造力を引き出す原動力になります。
最初は「プログラミングなんて難しそう」と感じるかもしれませんが、子どもたちは意外とすぐに使いこなし、独特の発想を伸び伸びと表現してくれます。大切なのは、周りの大人が「作ってみたい」「やってみたい」という気持ちを優しくサポートすることです。少しずつでも手を動かし、うまくいかなければ試行錯誤を繰り返す――そうして得られる成功体験や失敗の学びが、将来の大きな力となるでしょう。
プログラミングは単なるスキル習得だけでなく、子どもの好奇心と創造性を育む舞台でもあります。もし「うちの子にプログラミングって必要?」と悩んでいるなら、まずは小さな一歩から始めてみませんか。きっと、お子さん自身が思わぬアイデアを生み出し、創造力あふれる世界へ飛び込んでいくはずです。
😌TETRA UP講師の想いーPart3 成長の喜びー

第3回は、プログラミング教室「TETRA UP」四谷本校で講師をしている小島が、自分自身の経験や教室の魅力、これからの展望について語ります。
働き始めたきっかけは、大学一年生の夏でした。
当時は学習塾でアルバイトをしていましたが、高校時代に得たプログラミングスキルを活かして、より創造的な仕事をしたいと思ったことがきっかけです。
TETRA UPでは主にUnityを使ったゲーム開発の授業を担当していました。
授業カリキュラムの作成にも関わり、夏期講習では障害物回避車やmicro:bitを使ったギターというコンテンツの企画を行いました。

プロジェクトの構想から電子回路およびプログラムの設計、部品の調達まで全てを自分で担当し、小学生でも安全に、安心して楽しめるよう工夫をすることは容易ではなかったですが、
このようなイベントを通じ、生徒たちにプログラミングやエンジニアリングの基礎を楽しみながら学んでもらうことが出来たことは、大きな達成感を感じました。
教室での授業で日頃から心がけていることは、生徒のやりたいことを重視し、しっかり理解できるように工夫することです。
授業前にポイントを明確にし、授業中は生徒と対話しながら理解度を細かく確認しながら進行しています。こうした丁寧な指導が、生徒の成長につながっていると感じています。
授業の中で特に印象的だったのは、自作のゲームで父親へのお祝いメッセージをサプライズで表示したいという生徒さんの希望を一緒に実現したことです。生徒の夢が実現する瞬間に立ち会えたことで、講師としての喜びを強く感じました。
TETRA UPでの指導は、自分の技術を磨くだけでなく、生徒の成長に直接関われる点がとても魅力的でした。
今年3月に大学を卒業し、4月からは通信系の研究室で研究を始めるため、TETRA UPを退職することになりました。これからは研究を通じて社会に役立つ技術を開発していきたいと思っています。
TETRA UPで培った、生徒の創造性や問題解決能力を伸ばす経験は、今後の自分の研究や社会貢献にも必ず役立つはずです。
TETRA UPで過ごした時間は、多くの挑戦と喜びにあふれていました。
生徒たちの夢をサポートしながら、自分自身も成長できたこの経験は一生の宝物です。
プログラミング教室に興味がある皆さんも、ぜひTETRA UPで新しい可能性を見つけてください。
プログラミング教育新聞 2025年2月号|TETRA UP

目次
🚀今月のTETRA UPニュース

Robloxコースの体験授業を取材していただきました!
TETRA UPでは、昨年2024年11月より新しくRobloxコースを開講いたしました。
今全世界で話題となっているRobloxでのプログラミングを取材したいとお声がけいただき、1月に公開されましたので是非記事をご覧になってみてください!
今すでにスクラッチコースやロボットコースを受講されている生徒さんも、新コースRobloxコースの無料体験授業に参加できます!
またお友達と一緒に参加されたかた、お友達をご紹介されお友達が入塾された場合にどちらも1ヶ月授業料が無料になるキャンペーンも開催中です。※2
※1 体験授業後、1週間以内のご入塾に限り入会金が無料となります。
※2 3ヶ月以上継続された場合に3ヶ月目の授業料が無料になります。
📰 プログラミング教育TOPICS

2-1.AI時代にプログラミングスキルは必要か
先日、「AIがあるのに、なぜ英語を学ぶのか?」(日経経済新聞)という記事を目にし、小学校の授業で「AI翻訳が発達した今、英語を学ぶ必要はあるのか?」を考える興味深い記事を拝見しました。
動画がありましたので、以下に引用させていただきます。
この議論はIT業界でもよく議論されています。AIの進化とともに「プログラマー不要論」が浮上し、「これからはAIがコードを書いてくれる時代になる」との意見も増えています。しかし、現時点では「プログラマーが完全に不要になる」時代はまだ訪れていないと、多くの専門家が指摘しています。
AIを使いこなすため
AIは非常に便利なツールですが、適切に指示を出すためには “プログラミング的思考” が求められます。AIに指示を与えることは、ある意味「自然言語(日本語や英語)でプログラムを書く」ことに近い行為です。
では、プログラミングを知らない人が、AIに正しい指示を与えられるでしょうか?
例えば、ちょっとしたバグ修正や最適化が必要なとき、プログラムの基本を理解していれば数行の修正で済む ところを、AI任せにすると大幅な手間がかかるかもしれません。AIの活用が進むほど、コードを読む・編集するスキルはむしろ重要になってくるでしょう。
創造的な開発が求められるため
AIはコードを自動生成できても、何を作るべきか考えるのは人間です。
世の中にどのような問題があり、どのようなシステムが必要かを考えるのは人間ですし、そもそもノーコードやローコードと言われるプログラムを書かず(最低限)に必要なボタンを押していくだけでサイトやアプリを作ってくれるものが既にありますが、このようなサービスや生成AIそのものを作るAIは現在見かけたことがないです。(あったらすみません。)
AIの進化は目覚ましいものの、プログラマーが不要になる未来はまだ先の話。むしろ、AIを使いこなすための プログラミングスキル は、今後ますます重要になるかもしれません。
2-2.3歳から始めるプログラミング教育
なぜ幼児期からはじめるのか
では、論理的思考やプログラミング的思考を養うためには、何歳から始めるのがよいでしょうか?
結論、学童期に無理なく学習を進めるためには、幼児期から考える力=思考力を鍛えていくのがよいでしょう。
脳の発達を考えると、幼児期後期(3~6歳)は**「思考の土台」を作る重要な時期** です。 この時期の子どもは遊びを通じて「順序を理解する力」や「試行錯誤する力」が育ちます。なぜ?どうして?を繰り返していけるよう第3者(保護者や保育者)の関わりがより思考力の向上・プログラミング的思考の基礎の形成を引き上げてくれるでしょう。
一方、学童期(6歳~)では**「論理的に考える力」が本格的に発達** します。 論理的に考える(論理的思考)とはプログラムの意図を正しく理解し、自分で組み立てる力が必要になるため、スクラッチやロボットプログラミングのような実践的な学習が効果的です。 つまり、論理的に考えるためには思考力が必要であるために、 幼児期から「考える力」を育み、学童期に「実践力」を高める流れが最適といえるでしょう。
児童期からのプログラミング的思考の育成も十分に効果的
幼児期に比べるとスタートが遅れるものの、論理的に考える力は学童期でも十分に伸ばせます。 6歳頃からは、因果関係を理解し、目的に応じて試行錯誤できるようになるため、プログラミング学習を本格的に始めるのに適した時期です。
スクラッチやロボットプログラミングなどのツールを使えば、楽しく学びながらプログラミング的思考を養えます。また、算数や理科と関連付けることで、学習効果も高まります。
幼児期に学ばなかったからといって身に付かないわけではありません。
児童期から始めてもプログラミング的思考は身につきます。 ただし、年齢が上がるほど「難しそう」「苦手」と感じる子も増えるため、より楽しく学べる環境の工夫をすることが重要となってきます。
2-3.プログラミング能力検定の活用方法
お子様がプログラミングを習い始めると、学習成果や習熟度を把握したいとお考えの保護者の方も多いと思います。そんな時ににおすすめしたいのが、「プログラミング能力検定(プロ検)」です。
プロ検を受検することでプログラミングの基礎知識を体系的に測定し、お子様の学習の進捗を明確に示してくれます。
なぜプロ検を受験するべきか?
- 学習のモチベーション向上:目標を持つことで、お子様の学習意欲が高まります。
- 習熟度の客観的評価:検定結果を通じて、現在の理解度や今後の学習方針を明確にできます。
- 将来の進路選択に有利:検定資格は、進学や就職時のアピールポイントとなります。
お子様のプログラミング学習をより充実させるために、ぜひ「プログラミング能力検定」の受験を検討してみてください。
質問や不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせお待ちしています😊
👨👩👧 保護者向けコラム

テーマ: 「プログラミングを理解する」
子どもが学校や習い事でプログラミングを学ぶようになっても、「プログラミングって何?」と疑問に思う保護者は少なくありません。保護者の方々とお話を交わす中で
・何もわからないから教えられない
・何かやっているみたいだけど、何をやっているのかわからない
・子どもが作ったゲームの話をしてくれるけど、何を言っているのかわからない
こんな声を多く聞きます。プログラミング未経験の昭和や平成生まれの保護者にとっては、なじみのない世界ですよね。今日はちょっとだけでも「へぇ~プログラミングってそういうことなんだ」と理解していただけたら嬉しいです。
身近にあるプログラミング
エアコン
- スイッチがオンになる
- モーターを稼働させる
- 温度センサーで室温をチェックする
- 設定温度より高ければ、冷たい風を送る
- 設定温度より低ければ、温かい風を送る
オフになるまで2と3を繰り返します。
エアコンの「風を送る」という機能は、このように動きを分解することができます。
お掃除ロボット
- スイッチがオンになる
- モーターが回転する
- 前進する
- もし何かにぶつかったら、停止
- 少し下がって回転
こちらもオフになるまで3を繰り返します。
お掃除ロボットの「掃除をする」という機能も、動きを分解をすることができます。
もっと詳しいことを言えば、こんなに簡単なプログラムではないのですがざっくりプログラムをイメージするくらいにはこれでよいと思います。
では身近な電化製品のプログラムを思い描いてみてください。
炊飯器はどうでしょうか?洗濯機はどんなプログラムでしょうか?
このようにある動きを達成するために、細かな命令の組み合わせていくことが”プログラミング”なのです。
😌TETRA UP講師の想いーPart2 教育のあり方ー

第2回はプログラミング教室「TETRA UP」四谷本校 講師の永田がお送りいたします。
私は2021年11月にTETRA UPを運営する株式会社Knocknoteに入社しました。
私は2021年11月にTETRA UPを運営する株式会社Knocknoteに入社しました。 元々は幼稚園教諭として従事しておりましたが、夢見ていたアメリカへ飛び、日本語教室で幼児から小学生までの講師をしました。

今思うとIT業界で世界的に有名なApple、Google、Meta(FaceBook)、スタンフォード大学などが集まるエリアの教室だったので、足を運んでおけばよかったなぁと後悔です(笑)
現地ではアメリカで企業をした教室長(日本人女性の方でした)と一緒に働いていく中で、教育に関する熱い思いと、海外で企業するという生き方(キャリア)にとても感銘を受けたことを思い出します。
私は新卒当時、遊びを主体に子どもたちの成長を促す幼稚園で働いていたので、「子どもは遊びの中で自然と学び、育つんだ!」という信念を持ちながら日々学びに繋がる環境づくりや声かけの保育に励んでいました。
ですがアメリカの教室では一転、私には厳しく感じる保育でした。幼児部では基本的には学び(運筆やフラッシュカード)の時間や、制作の時間で大半が過ぎていくので、「もう少し遊びの時間をとったらいいのに」と。もちろん、楽しく学べるようにたくさんの工夫はありましたが。
教室長の教育方針として、駐在の日本人の子どもが多かったこともあり「いつ日本に帰っても、恥ずかしい思いをしないように」との思いがあり「あぁ、なるほどな」と腑に落ちました。
アメリカと日本の教育の違い、つまり「ハードスキル」と「ソフトスキル」という教育の評価制度の違いがあるのだと感じました。
日本では、テストで測定される知識や技術であるハードスキルが重要視されていますが、アメリカではハードスキルのみではなく、コミュニケーション・クリティカルシンキング・問題解決力・協調性などの測定できない技能であるソフトスキルも重要視されます。多様な人種や価値観が混在する欧米では、自分の考えを明確に言葉で伝えなければ、正しく理解してもらえません。議論や意見交換を通じて、お互いを理解し、より良い関係を築くことが求められるからです。
さて、以上のことから今後の日本の教育はどのように変化していくでしょうか。 今までの通りハードスキルのみ高い人材が必要とされるでしょうか。
私はグローバル化が進む現代で、今まで通りの教育が通用するとは思いません。 「これからの時代を生きる子ども達が楽しみながら、未来に活きるソフトスキルを身に付けるお手伝いがしたい」 そんな願いから帰国後、私はプログラミングという道に飛び込みました。
”自分の思いを、間違えてもいいから発言できる場を作る”
”なぜ?どうして?本当にそうなのか?を深く考える力を養う”
をプログラミングを通し育むことができるよう、TETRA UPでは授業に取り組んでいます。
測定できないスキルだからこそ、ちゃんと成長しているか親御様は不安ですよね。 そんなときは是非教室でどんな授業を行っているかを見に来ていただければと思います。
拙い文章ですが、最後までご一読いただきありがとうございました。
子どもがプログラミングに興味を持たない理由と楽しく学ばせるコツ

「プログラミングは大事って聞くけど、うちの子は全然興味を持たない…」そんな悩みを持つ保護者の方は多いのではないでしょうか?
実は、プログラミングに興味を示さない子どもには、いくつかの共通した理由があります。ちょっとした工夫をするだけで、無理なく楽しく学べるようになるはずです!
本記事では、子どもがプログラミングに興味を持たない理由と、その対策を具体的に紹介します。「プログラミングを楽しい!」と思える方法を見つけて、一緒に学びの第一歩を踏み出しましょう!
子どもがプログラミングに興味を持たない理由とは?
プログラミングは将来の役に立つと言われていますが、子どもが興味を持たないこともあります。
その理由を知ることで、無理なく楽しく学べる環境を作ることができます。
プログラミングが「難しそう」と感じている
プログラミングという言葉を聞くと、大人でも「難しそう」と思うことがあります。もし最初から難しい内容に触れると、「自分にはできない」と思ってしまうかもしれません。
対策
まずはブロックを組み合わせるビジュアルプログラミング(ScratchやMineCraftなど)や、ロボットを動かす遊びから始めるのがおすすめです。目に見える変化があると、子どもも楽しみながら学べます。


「勉強」と思ってしまい、楽しめない
学校の授業や習い事のイメージが強くなると、「やらなきゃいけないこと」と感じ、興味を持ちにくくなります。特に小さい子どもは「遊び」と「勉強」をはっきり分けることが多く、「プログラミング=勉強」と認識すると拒否感を持つことがあります。
対策
ゲームを作ったり、ロボットを動かしたりするなど、「遊び」の延長としてプログラミングに触れる機会を作りましょう。例えば、「Ozobotに迷路を作ってゴールさせる」など、子どもがワクワクするような課題を出すのも効果的です。


他の遊びや習い事の方が魅力的に見える
子どもには、ゲームやスポーツなど、すでに好きな遊びがあります。プログラミングよりも他の活動の方が楽しく感じる場合、「やりたくない」「つまらない」と思ってしまうことがあります。
対策
無理にプログラミングを押しつけるのではなく、子どもの好きなものと組み合わせて学ぶのが効果的です。例えば、ゲームが好きな子には「自分でゲームを作ってみよう!」と誘ったり、絵が好きな子には「プログラミングでアニメーションを作ってみようよ」などと提案すると、興味を持ちやすくなります。


TETRA UPでは、”やらされる”プログラミングではなく、生徒が主体となって何を作りたいかを決めてプログラミングに取り組んでいくことで、楽しみながらプログラミングを学ぶことが可能です!
プログラミングに興味を持たせるための工夫
子どもがプログラミングに興味を持つためには、楽しく学べる環境を作ることが大切です。ただ「やってみよう」と言うだけでは興味を示さない子もいます。ここでは、子どもが自然とプログラミングに夢中になる工夫を紹介します。
ゲーム感覚で楽しめるツールを使う(Scratch、マインクラフトなど)
子どもは「遊び」の中で学ぶのが得意です。Scratchやマインクラフトなど、ゲーム要素のあるプログラミングツールを使えば、楽しみながら論理的思考を育てることができます。例えば、Scratchではキャラクターを動かしたり、簡単なゲームを作ったりすることができます。マインクラフトの「コードビルダー」を使えば、自分で建物を作るプログラムを書くことも可能です。
ポイント
・すぐに結果が見えるツールを選ぶ
・親も一緒に楽しむことで、学習のハードルを下げる

実際に生徒さんが制作した、Scratchでのスプラトゥーンゲームです。
自分の好きなゲームを再現してみたい!という気持ちで、頑張ってプログラミングを行っていました。

こちらはマイクラを使った、プログラミングでの建築です。
マイクラでは「MOD」と呼ばれる、ゲームを改造して新しい要素や機能を追加することが出来ます。
好きなものを、少し手を加えてみたり、より自分好みに改造したりすることはプログラミングにのめり込んでいく第一歩です。
リアルな遊びの中にプログラミング思考を取り入れる
プログラミングの概念は、日常の遊びにも取り入れることが可能です。例えば、親が「前に2歩進んで、次に右を向いてジャンプ!」と指示を出し、子どもがその通りに動く「ロボットごっこ」は、シンプルながらもプログラミングの考え方に近い遊びです。
また、PCを使わずにプログラミング的思考を鍛える知育玩具も多く発売されていますので、お子様に買い与えてみることもよいでしょう。
ポイント
・身体を動かす遊びと組み合わせる
・指示通りに動く「ロボットごっこ」などでプログラミングの概念を体験

プログラミングを使ったイベントに参加してみる
プログラミングに興味がない子どもでも、イベントに参加すると「楽しい!」と感じるきっかけになることがあります。特に、ゲームやロボットを使った体験型のイベントは、遊びながら自然にプログラミングに触れられるのでおすすめです。
イベントの探し方と参加のポイント
全国各地で子ども向けのプログラミングイベントが開催されています。以下のような方法で探してみましょう。
✅ 地域の科学館や図書館のイベント情報をチェック
✅ 企業や自治体が開催するワークショップを調べる
✅ プログラミング教室が主催する無料体験会に参加
また、イベントに参加するときは、「楽しい!」と思えることを重視するのがポイントです。難しい内容よりも、成功体験を積める簡単な内容から始めると、プログラミングへの抵抗がなくなります。
TETRA UPでは、マンツーマンでゲーム制作の体験授業をすることが可能です。ぜひこの機会に体験教室に是非ご参加ください!
親子で一緒に取り組み、楽しさを共有する
子どもが興味を持ちやすいのは、親が楽しそうにしているものです。「プログラミングって面白いね!」と一緒に取り組むことで、子どもも自然と興味を持つようになります。
たとえば、一緒にプログラミング的思考が鍛えられるカードゲームを行ってみたり、プログラミングで作ったゲームや音楽などを一緒になって楽しむなど、学びの時間が親子の楽しいコミュニケーションの場になります。
ポイント
・「一緒にやってみよう!」のスタンスで取り組む
・子どもが「すごい!」と思うような体験を提供する


TETRA UPの【キップロコース】では、実際にカリキュラム内でROBOT Turtlesを使用し、楽しみながらプログラミング的思考を伸ばしていくことが出来ます。
無理強いせず、自然にプログラミング思考を育てる
子どもがプログラミングに興味を持たないからといって、無理にやらせるのは逆効果です。「やらなきゃいけない」と感じると、楽しさを見つける前に苦手意識を持ってしまうこともあります。
「今は興味がなくても大丈夫」焦らず見守る
子どもによって興味を持つタイミングはさまざまです。まずは「プログラミングって面白そう!」と思える環境をたくさん作ってあげましょう。
まとめ|子どもが楽しめる環境をつくろう
プログラミングに興味がない子どもには、無理に学ばせるのではなく、興味を引き出す工夫を試しながら、その子に合った方法を見つけることが大切です。
ゲームやロボットを使ったイベントに参加したり、好きな遊びと組み合わせたりすることで、自然と関心を持つきっかけになります。
また、無理なく遊びながら学ぶことも重要です。「やらせる」のではなく、一緒に楽しむことで、学ぶことへの抵抗が減ります。まずは簡単な体験から始め、成功体験を積み重ねることで自信を育てましょう。
興味がなくても、楽しめる環境を作ることで、自然とプログラミングに触れる機会が増えていくはずです。
体験授業や入会金などが無料になる、お得なキャンペーンも実施していますので、この機会に体験教室に是非ご参加ください。

プログラミング教育新聞 2025年1月号|TETRA UP

目次
🚀今月のTETRA UPニュース

プログラミング春得キャンペーンスタート&お友達紹介キャンペーンまもなく開始!
TETRA UPでは、新年度に向けた「プログラミング春得キャンペーン」を開催します!オンラインと四谷本校で実施し、初心者でも楽しく学べる内容をご用意しています。
期間: 3月8日(土)〜4月6日(日)
特典:
- キャンペーン1 体験授業4,400円と入会金11,000円が無料※1
- キャンペーン2 お友達・兄弟姉妹入会でどちらも授業料1ヶ月無料※2
- キャンペーン3 オンラインレッスンが最大43%割引。期間限定で教室価格でご提供※3
今すでにスクラッチコースやロボットコースを受講されている生徒さんも、新コースRobloxコースの無料体験授業に参加できます!
またお友達と一緒に参加されたかた、お友達をご紹介されお友達が入塾された場合にどちらも1ヶ月授業料が無料になるキャンペーンも開催中です。※2

※1 体験授業後、1週間以内のご入塾に限り入会金が無料となります。
※2 3ヶ月以上継続された場合に4ヶ月目の授業料が無料になります。詳細はお友達紹介特典概要をご覧ください。
※3 キャンペーン期間内にご入塾の方は、スクラッチコース月8時間の場合 通常36,300円が20,900円で受講可能
📰 プログラミング教育TOPICS

2-1.2025年から始まった大学入学共通テストとプログラミング
2025年度から始まった大学入学共通テストでは、新たに「情報Ⅰ」という科目(選択科目)が加わりました。この科目では、プログラミング的思考力を測る問題が出題されます。小学生からプログラミングを学ぶことで将来の受験に役立つ基礎知識を身につけることができます。
2-2.中学入試でのプログラミングの活用
近年、中学入試でもプログラミングを活用した問題が出題されるケースが増えています。例えば、思考力や問題解決能力を見るために、プログラミングを用いた課題が出題されることがあります。 一部の私立中学校では、プログラミング課題や論理的思考を測るテストを導入。特に、難関中学校では、単なるコーディングスキルだけでなく、問題解決能力や創造的思考力を重視する傾向が強まっています。プログラミング教育は、単なる技術学習ではなく、論理的思考力を培う重要な教育機会となっているのです。
2025年度の中学入試でプログラミングが導入された中学校の一覧(一例)
- 大妻嵐山中学校: 2018年度よりプログラミング入試を実施しています。Scratchなどを使用し、企画力、創造力、プレゼンテーション力を評価します。
- 相模女子大中学部: 2019年度からプログラミング入試を開始しました。プログラミング、発表、ディスカッション、基礎計算力テストを行います。
- 八王子実践中学校: 2020年度からプログラミング入試を導入しました。Scratchを使用した実技試験とプレゼンテーションを行います。
- 駒込中学校: 2019年入試よりプログラミング入試(旧:STEM入試)を開始しました。アルゴリズムと四則計算の「I算数」とプログラミングの「IIプログラミング」の2つの試験があります。
- 聖徳学園中学校: Minecraftを活用したプログラミング入試を実施しています。論理的思考、課題解決能力、コミュニケーション能力を評価します。
これらの学校では、プログラミングスキルだけでなく、創造力、プレゼンテーション力、論理的思考力なども評価の対象となっています。
プログラミングが導入される可能性のある中学校(一例)
- 私立中学校
- 開成中学校
- 麻布中学校
- 甲陽学院中学校
- 晃華学園中学校
- 公立中学校(一部地域)
- 特別支援教育を含む公立中学校で、地域によってプログラミング教育が強化される場合があります。
- 国私立中学校
- 渋谷教育学園幕張中学校
- 湘南学園中学校
これらの学校は、特にテクノロジーやプログラミング教育に力を入れていることで知られています。プログラミングが中学入試にどのように組み込まれるかは、学校ごとに異なるカリキュラムや試験方式に依存するため、具体的なカリキュラムや入試内容については各校の最新情報をご確認ください。
また、学校や教育機関の公式発表や最新ニュースなどもチェックすることをおすすめします。教育方針や入試内容は年々更新されることがあるため、入試を希望する学校の詳細を常に把握しておくことが重要です。
2-3.月間アクティブユーザー約4億人。Robloxの人気の秘密
Roblox(ロブロックス)というゲームプラットフォームをご存知でしょうか?
Robloxは2004年にリリースされた現在総ユーザー数約4億人の世界的なゲームプラットフォームで、ユーザー自身がゲームやアイテムを作成し、公開することができます。プログラミング言語はLuaと呼ばれるものを使用します。さらにこのRobloxではお金を稼ぐこともできるのです。なかには10万ドル以上も稼ぐ人も。日本ではそこまで知名度はないものの、PlaystationやNintendoSwitchの4倍ユーザー数を誇るRoblox。遊ぶだけではなく確実なプログラミングスキルを身につけつつ、創造力やマーケティングスキルも身につけられるので本校でもいち早くレッスンとしてとりいれました。もし興味がある方はぜひこちらをご覧ください。
👨👩👧 保護者向けコラム

テーマ: 「子どものプログラミング学習、親ができるサポートとは?」
近年、プログラミング教育が重要視されている中で、多くの家庭で子どもにプログラミングを学ばせる機会が増えています。しかし、プログラミングの知識がない親にとって、どのようにサポートすれば良いのか悩ましいところです。そこで、子どもがプログラミングを学ぶ際に親ができる具体的なサポート方法をご紹介します。
1. 学習環境を整える
子どもが集中できる学習環境を整えることは大切です。静かで快適な場所を用意し、パソコンやタブレットを使うための十分なスペースを確保しましょう。また、学習に必要なソフトウェアやアプリがインストールされているか確認しておきましょう。
2. 一緒に学ぶ時間を作る
子どもがプログラミングを学ぶ際、一緒にその内容を学ぶことが大いに役立ちます。一緒に教材やオンラインコースを使って、分からない部分を一緒に考えることで、子どもが取り組む意欲も高まります。親が興味を持って参加する姿勢を見せることが大切です。
3. 質問や悩みを受け入れる
プログラミングは時に難解な部分が多く、子どもがつまずくこともあります。その際、親がしっかりと話を聞いてあげることで、子どもは安心して問題を解決しようとします。「何が分からないのか」「どうしてその問題が難しいのか」といった質問を投げかけて、子どもが自分で考える手助けをしてあげることが重要です。
4. 興味を広げる
プログラミングの面白さを感じてもらうために、実際のプロジェクトに挑戦させるのも良い方法です。例えば、自分でゲームを作ってみたり、身近な問題を解決するアプリを開発することに挑戦したりすることで、学んだ知識が実際に活かされることを実感できます。また、子どもの興味や趣味に関連するプログラミングの教材を探してみると、モチベーションも上がります。
5. 成果を認める
プログラミングを学ぶ中で、ちょっとした成功体験を積むことも大切です。子どもが何かを達成した時には、しっかりと褒めてあげましょう。小さな成功を重ねることで、自己肯定感が高まり、さらに学びたいという気持ちが育まれます。
😌TETRA UP講師の想いーPart1 創立の願いー

第1回はプログラミング教室「TETRA UP」を運営しております株式会社Knocknote代表の鈴木がお送りします。このコーナーではカジュアルに弊社のプログラミング講師たちの想いを不定期にお伝えできたらと思っておりますので、よろしくお願いします!
”子どもたちの夢が生まれる場所になりますように”と願いを込め2016年の7月より四谷ひろばで生まれた「Knocknote Education」も、2021年4月より「TETRA UP」に名称変更しもうすうぐ合計10歳になろうとしてます。
では早速突然ですが、せっかくなので2016年当初の事を少し振り返ってみましょう。



当初は会社勤めをしながら朝にカリキュラムやサイトを作って、夜はひたすらチラシ配りやポスティングにいく日々の繰り返しで、右も左もわからずひたすら泥臭くプログラミング教育の重要性をみなさんに知ってほしいという想いで頑張っていました。そんな2016年7月8日の夜、はじめての応募のメールが来た時の喜びを今でもはっきりと覚えています。
無事に夏期講習を終えて季節は秋に移り変わろうとするある日の事。知らない番号から着信がありでてみると、テレビ東京のモーニングサテライトからの取材の電話でした。3歳から学べるプログラミングのキップロを取材させてほしいという内容でした。3日後の急な依頼でしたが、ふたつ返事で承諾し、カリキュラムの改良を重ねその間寝てなかったのが懐かしいです。



当時は2020年から小学校でプログラミング教育が必修化するということが大きく話題となっておりました。強くプログラミング教育の重要性を訴えていた私からすると嬉しかった反面、学校教育の現場の負担の大きさも知っていたので、一体どのように対応するのだろうかと心配の気持ちもあったのも覚えています。
では改めて、なぜ私があらゆる選択肢がある中でなぜプログラミング教育という分野で起業しようと思ったのかについて少しお話しします。
大きく3つの理由があります。
- 1.創意工夫の余地
- 2.社会貢献
- 3.マーケットの可能性
1.創意工夫の余地
こちらに関してはプログラミング教育以前にプログラミングそのものの魅力についてです。
プログラミングに興味を持った経緯として簡単に生い立ちをお話しします。
幼い頃から物を作り人に喜んでもらう事が大好きで、小学校の頃は友達に休み時間に頼まれて絵を描いてあげたり、わからないと困ってる友達に得意だった算数を教えてあげることが楽しかった記憶があります。おもちゃもロボットやミニ四駆など組み立てるものが大好きでした。中学以降は音楽の魅力に取り憑かれ作詞作曲編曲を自分で学び、CDを作ってオーディション受けたり、CD屋さんに並べてくれてと頼んだり、友達に買ってもらったりしていました。笑 人の目はあまり気にするタイプじゃなかったかと思います。しかし何故か高3で突然文系に転向し、大学は経営学部を専攻したこともあり卒業後は不動産営業へ。大学時代はサークルを立ち上げたり、さまざまなアルバイトに挑戦したりとコミュニケーションは自信があったのと、一時期建築家を夢見てたこともあり、不動産の営業は楽しみだったのですがいざ入社すると想像をしていなかった新天地でした。
そうです、そこは完全なるブラックでした。もう漆黒。事務所では怒号が飛び交い、8時半出社23時退社で休みは月2回あるかどうか。出退勤は大嘘の時間で、先輩の手書きのシャーペンを消しゴムで消してボールペンでなぞる謎のシステム。わけのわからん白紙に印鑑を押させられたり、インターネット環境も最悪でFAXでやりとり。向上心をもって資格試験の日に有給使って試験受けたいといってもNG。そして車は自腹で購入。
結果だして誰かに喜ばれるのが好きだったのと、お客さんは良い方ばかりでかなり可愛がってもらってたので自分なりに頑張ってはいましたが、半年が過ぎたくらいで倒れて救急車で運ばれてしまいました。それをきっかけに仕事を見直すようになり、もともとモノづくりが好きだったのもありシステム開発会社へプログラマーとして転職することにしました。
最初の方はしばらく数学など扱っていなかったこともあり、配列処理などを理解するたびに脳みそが溶けそうだったのを覚えています。笑 でも運良くいい会社で、やることができていれば余った時間は新事業の提案や実際にアプリ開発などの企画立案から開発までさせてくれるような会社で、ここで自分のアイディアを資料にして通し、デザインし、iOS,androidアプリとしてリリースするまでの工程を通して実践することができました。
そして4つ目くらいのファッションアプリを出した頃、突然non-noという女子向けファッション誌の方から電話があり、アプリを掲載させてくれとのことでした。「ああ、この感じだ。」って久々に衝撃が走ったの覚えてます。自分が創意工夫して人が欲しいもの、まだ無いものを考えて、デザインしてプログラミングして開発する。そしてそれを使いたい人がいる。喜んでくれる人がいる。自分はやっぱりこの感じが好きなんだって再確認しました。
そんな中、新規事業として教育事業の仕事を任せていただき、高校生に1年間アプリ開発を教えていました。1年経ち最初は何も分からなかった生徒たちが、立派にスピーチして自分たちで発表している姿をみて、もっともっとたくさんの子どもたちにこの面白さを知ってほしい!と強く思うようになりました。これが一番最初にプログラミング教育事業で起業のチャレンジをしようと思ったきっかけです。自己表現の方法は多くありますが、創意工夫の余地がここまであるプログラミングは本当におもしろいと今でも確信しています。
2.社会貢献
先ほどは自分がプログラミングに取り憑かれた魅力と想いについてお話しました。でも起業するにあたっては、ただ自分がいいと思っていることを人に押し付けているだけではエゴであり、本当に誰かのためになっている必要があります。そこから関心を持ち、プログラミング教育が未来を担う子ども等へ影響に関心を持ち始めました。
技術革新の促進
プログラミングに精通した人々がこれまでにさまざまな技術革新をしてきたことは周知の事実でもありますが、これからもなお、AIや暗号通貨、もしくはさらに新しい分野でのテクノロジーを生み出すのはプログラミングを知っている人々だろうと推測することは容易です。2045年にくるといわれているシンギュラリティですが、果たして人工知能は今後どこまで成長するのでしょうか。昨今生成AIが注目されていますが、5年後には全く新しい世界になっていることでしょう。仮にもし。世紀の発明をするのが私たちの教室の教え子だったら?って考えたらそれだけで今からわくわくします!
社会問題の解決
小学生の頃からデジタルネイティブでプログラミングに触れている今の子供達が自分と同じように成人し働きはじめた時に、技術面でよりアップデートされているのは間違いありません。自分の代では叶わなかったけど、この世界はまだまだ「なんでテクノロジーで解決しないの?」という社会問題だらけです。そもそも子どもたちに教える教員のITスキル不足の時点で社会問題です。もちろんテクノロジーの問題だけでなく法律や利権など複雑な事情も多々あるとおもいますが。自分1人では限界なことも会社のチームで協力して1000人、1万人とこどもたちの未来に明るい影響を与えることができたら、可能性は無限に増えると信じています。
日本再建
プログラミング教育を学んだ子どもたちに、正しい技術の知識や判断力をつけて素晴らしい日本の国の技術や未来を共に作り守っていってほしいという願いです。「Winny」の事件はご存知でしょうか。素晴らしい技術に対する行き過ぎた司法解釈。最近はSNSの普及により日本の闇がどんどんと暴露されています。さらに失われた30年。正直言うと私も他国が羨ましいと思うこともあります。でも、生まれ育った国であり、大先輩方が必死に戦後産業復興し安全にしてくれたこの国。今度はITの力を利用し、未来を担う子どもたちと手を取り、技術面での賢さと強さを活かしもう一度日本を再建していきたいと思います。
3.マーケットの可能性

最後は市場規模です。『プログラミング教育市場規模調査』によると2024年市場規模は前年比114.5%の253億8千万円で2018年から2024年にかけて6年連続で成長しています。さらに2030年までに子ども向けプログラミング教育市場は1,000億円を超えるしじょうへ急成長する可能性があるとのこと。
2020年から始まったプログラミング教育の必修化に加え、2025年度共通テストにおける教科「情報Ⅰ」の導入によりこのような結果となっています。さらに中学受験でもプログラミングを取り入れる学校もあり、今後ますます必須科目としてプログラミングに注目が集まります。すでに大手予備校などでも「情報Ⅰ」対策模試が実施されています。当教室TETRA UPでも実用的なプログラミングはもちろん、試験対策用のコースを開設予定ですので、詳しく知りたい方はぜひスタッフにお問い合わせください。
大まかに言うとこの3つの理由ですね。やっぱり好きなことの掛け合わせがやりがいに繋がっている気がします。
最後に今後の教室の目指す姿を少し。勿論我々プログラミング教室TETRA UPも市場規模の拡大スピードにおいてかれないように常に変化し、子どもたちにとって最善のカリキュラムや教育方針にアップデートしていきます。そして新コースROBLOXコースにおいては弊社が日本をひっぱるつもりで拡大していき、プログラミング教育のオンライン生徒数は2027年には現在の10倍を目指します。教室は2030年までに関東に続き、大阪・福岡、そして名古屋・札幌へとゴールを設定しています。以前よりイベントなどで地方から来てくれるご家族にも日常的に弊社の授業をうけたいとのお声をいただいており、ご期待に添えるようスタッフ一同全力で取り組みますので、引き続きTETRA UPをよろしくお願いします!
子どもたちの成長が輝く!2024年プログラミング発表会を開催しました

2024年12月、子ども向けプログラミング教室 TETRA UPでは、子どもたちが自作プロジェクトを発表するプログラミング発表会が開催されました。
本イベントは、発表やゲームプレイを通して、子どもたちの成長を保護者の皆さまと共有する場となりました。
発表の様子
発表会では、子どもたちが一人ひとり自作のゲームを披露しました。
それぞれの作品には独自のアイデアや工夫が詰まっており、プログラミングスキルだけでなく、デザインやスライドへのこだわりが見える内容となっていました。


子どもたち自身が審査員となった様子
全員の発表が終わった後に、ゲームで遊ぶ時間を設け、感想シートにゲームの見た目の良さや完成度等の感想を記入しました。
自分のアイデアが形になり、それを楽しんでもらう体験を通して、子どもたちは自信に満ちた表情を見せていました。
中には、自分のゲームを遊びながら「もっとこうすればよかったかな」と次のアイデアを考える子もおり、学びの意欲と成長が感じられる場面も多く見られました。


親子で楽しむゲームタイム
ゲームで遊ぶ時間では、保護者と一緒に遊びました。子どもたちは保護者に自作のゲームを遊んでもらいながら、「ここがポイントだよ」と熱心に説明する場面も。ゲームを楽しむ保護者の姿に、子どもたちは自分の努力の成果を実感し、誇らしげな表情を浮かべていました。


受賞者
グッドゲーム賞
山口 駿亮さん

駿亮さんは「カエルゲーム」という、マグマに落ちないように敵を倒しながら進んでいく楽しいゲームを作りました。
このゲームでは、ブロックが自然に下がるような仕組みを工夫し、ステージの変化をしっかりと表現することに成功しました。その工夫が、プレイする人にドキドキとワクワクを届けています。
グッドアイデア賞
吉田 陽さん

陽さんは「インベーダー」という有名なシューティングゲームを元に、自分なりのアイデアを加えたオリジナル作品を作り上げました。
技術的な課題がありながらも、障害物がどんどん小さくなる仕掛けや援護射撃の工夫など、独自のアイデアでゲームをさらに面白くする変更を加え、見事に形にすることができました。
グッドスライド賞
江島 俊瑛さん

「ドラゴンファイト」というソシャゲ風ゲームを作成した俊瑛さん。スライドは、ゲームの紹介から制作の工夫、学びまでを分かりやすく伝える構成になっており、見た人を引き込む力を持っていました。
特に、ガチャ演出へのこだわりや戦闘シーンのターゲット設定といった工夫を、ビジュアルと共に魅力的に伝えた点が高く評価されました。また、スライド全体がシンプルで見やすく、聞き手への配慮が感じられる内容になっていました。
グッドプレゼン賞
濵田 祥太郎さん

「スプラトゥーン」を題材にしたゲームを制作した、祥太郎さん。発表はとても分かりやすく、自己紹介やゲームの紹介、制作で驚いたことや苦労した点などが丁寧に説明されており、聞き手を惹きつけました。
特に、スプラトゥーンらしい独自のルールや操作方法を取り入れたゲームの内容は、多くの人を驚かせるものでした。変数を36個も作成したり、複雑なプログラムを工夫して実現した努力がプレゼンを通じてしっかり伝わりました。
総合賞
村田 紗來さん

紗來さんは、上から落ちてくるフルーツをフリッパーで弾いて得点を競う「ピンボール」というゲームを制作しました。
このゲームでは、二人や三人で楽しめる仕様や、赤いラインの工夫、さらにはボタンを使った分かりやすい操作性など、プレイヤーにとって魅力的な要素がふんだんに盛り込まれています。
次回に向けて
今回の発表会を通じて、子どもたちは自分の作品に自信を持ち、共有する喜びを学びました。さらに、「もっとこうしたい」という意欲を感じさせる場面も多く、次回の発表会ではより成長した姿が期待されます。次回はさらに多彩な作品が披露されることを楽しみにしています!
2024冬の発表会 グッドスライド賞受賞者インタビュー
今回は見事に グッドスライド賞 を受賞した 江島 俊瑛さん のインタビューをお届けします。
江島さんは、今回の発表会で「ドラゴンファイト」というソシャゲ風のゲームを発表しました。ゲームのシステムや演出だけでなく、発表スライドの構成やデザインにもこだわり、ました。
スライドには、ガチャ演出や戦闘シーンといった魅力的な要素を効果的に盛り込み、作品の面白さをわかりやすく伝える工夫が随所に見られました。
プレゼンでは、ステージクリアやガチャの仕組みを丁寧に説明し、その堂々とした姿勢とわかりやすさが評価され、見事 グッドスライド賞 を受賞しました。

受賞した感想を聞かせてください。
江島さん: 受賞するとしたらグッドゲーム賞かグッドアイデア賞だと思っていたので、グッドスライド賞でびっくりしました。でもすごくうれしいです。
発表した作品について教えてください。
江島さん: ソシャゲ風のゲームを作りました。ステージをクリアして、その報酬でガチャをして新しいキャラをゲットし、新たなステージに挑んでいくゲームです。

このプロジェクトを作ろうと思った理由は何ですか?
江島さん: にゃんこ大戦争というゲームを普段からプレイしていて、ソシャゲを作りたいと思ったのでこのゲームを作りました。
今回のゲームで特に工夫した部分やこだわった部分はどこですか?
江島さん: ガチャ演出を特にこだわりました。
ガチャを引いていて楽しくなるように音やアニメーションを作りました。

次回の発表会に向けて、もっと成長したい部分はどこですか?
江島さん: クラスの継承という機能を使ってプログラミングできるようになりたいです。
今後作ってみたいプロジェクトのアイデアはありますか?
江島さん: クオリティの高い2Dアクションゲームを作りたいです。
将来の夢を教えてください。
江島さん: プログラミングの楽しさをみんなに伝えられる職業に就きたいです。
ありがとうございました。
江島さんがこれから挑戦する2Dアクションゲームや新しいプロジェクトがどのように進化していくのか、ますます楽しみです!
江島さんの作品は下記からご覧いただけます。

江島さん作品ページ:https://unityroom.com/games/dragonfight
ただいまTETRA UPでは体験授業や入会金などが無料になる、お得なキャンペーンを実施しています。
この機会に体験教室に是非ご参加ください。
詳細は↓をクリック
2024冬の発表会 グッドプレゼン賞受賞者インタビュー
2024年12月8日(日)に、プログラミング教室TETRA UP四谷本校にて、自作ゲームの発表会を開催しました。
今回は見事にグッドプレゼン賞を受賞した 濵田 祥太郎さんのインタビューをお届けします。
祥太郎さんは、今回の発表会で「スプラトゥーン」をベースにしたオリジナルゲームを発表しました。最初は操作方法やゲームのルールをどう伝えるかに悩んでいたそうですが、発表に向けてスライドやプレゼンテーション内容を丁寧に準備することで、自信を持って発表に臨むことができました。
制作では、ゲームのバランス調整やキャラクターの動きに特にこだわり、プレイヤーが楽しく挑戦できる仕掛けを工夫しました。発表当日は、明確でわかりやすい説明で多くの人々を引きつけ、見事 グッドプレゼン賞 を受賞しました。

受賞した感想を聞かせてください。
濵田さん:中学生のお兄さんからも高評価をもらえて嬉しかった。
発表した作品について教えてください。
濵田さん:スプラトゥーン3のバトルを再現し作りました。

このプロジェクトを作ろうと思った理由は何ですか?
濵田さん:作ろうと思ったときにはまっていたからです。
小学校の低学年の頃はうまく操作が出来なかったけど、ヒーローモードで特訓をしながらうまく操作ができるようになりました。
そこでScratchでも作ろうと思いましたが、やってみたら難しくてびっくりしました。
発表する時に、何か気を付けていた所などはありますか?
濵田さん:特にないです。いつも通りやることを心がけました。

プロジェクトで解決した一番難しい問題は何でしたか?
濵田さん:あさりを3個のまとまりにして、出す数に制限を付けたところです。諦めずに先生に手伝ってもらいながら解決することができました。
今後作ってみたいプロジェクトのアイデアはありますか?
濵田さん:発表会でガチャ機能をゲームにつけている人がいたので、私もやってみたいです。
将来の夢を教えてください。
濵田さん:体操選手になりたいです。
ありがとうございました。
これからも成長を続け、素敵な作品を発表してくれる濵田さんの活躍が楽しみです!
濵田さんの作品や、発表会に参加された生徒さんの作品は下記からご覧いただけます。

生徒さん作品ページ:https://scratch.mit.edu/studios/35898362/
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2024冬の発表会 グッドアイデア賞受賞者インタビュー
今回は グッドアイデア賞 を受賞した 吉田 陽さん のインタビューをお届けします。
吉田さんは、今回の発表会で「インベーダーゲーム」をScratchで再現した作品を披露しました。このプロジェクトは、ScratchからRobloxに移行するためのスキルを身につける学びの一環として取り組んだそうです。
アイデアと工夫が評価された吉田さんの作品。インタビューでは、制作のきっかけや工夫した点、今後の目標について詳しくお話を伺いました。

受賞した感想を聞かせてください。
吉田さん: アイデア賞が取れると思ってなかったので、すごくびっくりしました。
発表した作品について教えてください。
吉田さん: インベーダーゲームをScratchで再現しました。

このプロジェクトを作ろうと思った理由は何ですか?
吉田さん: 先生に提案され、プログラミングを通じてRobloxでゲームを作るための力を鍛える良い機会になると思い、このプロジェクトに挑戦することを決めました。
今回のゲームはインベーダーゲームからインスパイアされたとのことですが、再現が難しいと感じた部分は何ですか?また、どのように解決しましたか?
吉田さん: 敵から攻撃を出すのが難しかったので、援護射撃という形で後ろから出すようにしました。

いつもゲームのアイデアを出すときはどんなことを意識していますか?
吉田さん: 一目で面白そうだなって思えるようなゲームを作りたいと思っています。
今後の目標や挑戦してみたいことは何ですか?
吉田さん: Robloxでゲームを作ってみたいです。
将来の夢を教えてください。
吉田さん: プログラマーになりたいです。
ありがとうございました。
Scratchで磨いたアイデアとスキルを活かして、Robloxでどんなゲームを作るのか、これからの挑戦が楽しみです!
吉田さんの作品や、発表会に参加された生徒さんの作品は下記からご覧いただけます。

生徒さん作品ページ:https://scratch.mit.edu/studios/35898362/
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