ドローンの有効活用

活躍するドローン
・医療で活躍するドローン
スイス連邦民間航空局(Swiss Federal Office for Civil Aviation, FOCA)がMatternetに、同社の配達ドローンが昼夜を問わずいつでも、都市の上空を自律飛行してもよい、と認可しました。
今回スイス政府が自律飛行を許可したMatternetのM2ドローンは、航続距離20キロメートルで2キログラムの荷重を運び、平均速度は、毎時36キロメートルです。クワッドコプターで、二重化センサーと自動操縦システムを搭載していて、機上の電子機器がだめになったら、パラシュートを開いて着陸します。離陸も着陸も基地局から行い、そこには赤外線信号によるピンポイントの着陸ができます。
これにより血液サンプルの運搬が可能となり、渋滞などを気にせずに緊急手術などに間に合わせて運搬ができます。
この他にもドローンの医療利用はすでに各所で始まっていて、ドイツでは、DHLの”小荷物コプター”が、北海の孤島ユイストの住民に薬を届けています。ルワンダでは、Ziplineが政府の事業により、血液や医療用品を病院と診療所に配達しています。
・動物観測ドローン
根室管内標津町のNPO法人南知床・ヒグマ情報センターと、一般社団法人セキュアドローン協議会が、標津町の伊茶仁川周辺で、ドローン(小型無人機)を使ったヒグマの個体数調査の実証実験を行いました。同センターによると、ドローンを使ったヒグマ調査は国内初です。
これによりヒグマの生態が無人で安全に行うことができ、さらには生態を把握することで人との遭遇を減少させ、ヒグマによる被害も減少できるとのことです。
長野県伊那市は害獣対策として、ドローンの活用を検討しています。赤外線カメラなどを装備したドローンを山林上空に飛ばして鹿などの居場所を把握し、害獣の撃退につなげる狙いです。鹿は見た目は愛くるしいですが、農作物や森林を荒らす害獣として問題になっています。ドローンを使って鹿や猪をたくさん捕獲できたら、お肉をいっぱい食べることができますね。
日本におけるドローンの課題
ドローンの飛行をする際は許可された場所以外での飛行をする場合は、あらかじめ許可を取らなければいけません。
許可なしにドローンを飛行させてしまった場合は犯罪となりますので気をつけてください。
また場所以外にも、飛行方法もルールがあります。
1.日中(日出から日没まで)に飛行をすること。
2.目視(直接肉眼による)範囲内で無人航空機とその周囲を常時監視して飛行させること
3.人(第三者)又は物件(第三者の建物、自動車など)との間に30m以上の距離を保って飛行させること
4.祭礼、縁日など多数の人が集まる催しの上空で飛行させないこと
5.爆発物など危険物を輸送しないこと
6.無人航空機から物を投下しないこと
このことを守らずに事故を起こした場合は操縦者の責任となりますので気をつけましょう。
法律が研究の邪魔をしてしまいそうな状態ですが、規制区外であったり、許可を受けていれば問題はないのでできる範囲で研究していきましょう。
ドローン産業は時代が進むにつれてさらなる進化をしてきそうですね。
ドローンにプログラミングをして自動飛行で飛ばして、何ができるかも今後可能性が広がっていきますね。
ロボット活用ナビ

国もロボットに本気
経済産業省は2017年3月29日に日本ロボット工業会とともに『ロボット活用ナビ』を発表しました。
ロボット活用ナビでは、ロボットの活用に関するさまざまな情報を集めたポータルサイトで、実際にロボットが稼働している現場の動画、ロボットを導入した事業者のインタビューのほか、ロボットシステムインテグレータ(ロボットを使用した機械システムの導入提案や設計、構築等を行う事業者)の検索システムといった機能を整備しています。
背景
ロボット化してしまった場合、雇用などに影響が出てしまうのではとお考えの方もいらっしゃると思いますが実はそんなことはありません。
今現在日本では深刻な労働者不足があるのです。
少子高齢化が進み団塊世代が定年を迎えてからもう5年以上経ちました。多くの労働者が減っている中2013年以降からどの会社も人員不足に悩まされているようです。
特に職人スキルの必要な職業は深刻な人員不足が起こっているようです。
今現役で働いている私からしたら、全く問題視していることではありませんでしたが、かなり深刻です。
実際に見てみた
果たして一体どんなものなのかを拝見しました。
ロボット活用ナビ
色々なコンテンツがあるようですが、今回は活用事例についてご紹介していきます。
『ロボット活用事例をさがす』をクリックすると、、、
対応地域、業種、用途、工程と細かく選ぶことができます。人員不足で困っている企業もこれで安心です。
ただあまりにも細かく検索してしまうと、、、
0件という結果に、、、
まだできたばかりのサイトなので今後参入する企業も増えてきそうですね。
もし、活用したいけど対応している企業がない場合は『ロボット導入に関するご相談』をクリックすると
このように問い合わせフォームがありますので相談してみましょう。プロの方が相談に乗ってくれるので適切なマッチングをしてくれるはずです。
まとめ
今回の施策は日本政府も日本再興戦略でも話していた『ロボット事業の成長戦略』の一つです。
今後ロボット業界はどんどん発展の一途を辿っていくことでしょう。今後のロボット業界がどのように発展していくか楽しみです。
ロボットを作ってみたいものですが、ロボットを動かすためには電子工学知識とプログラミングの知識が必要となっていきます。
我々Knocknote(ノックノート)ではロボットの楽しさや知識を未来で活躍するお子様たちにも学んでもらいたい思いで今回は四谷プログラミングワークショップにてロボットの授業を用意しました。
四谷プログラミングワークショップ
半日使っての授業となっております。まだ若干ですが空きがございますので、是非ともご参加ください。
ビデオゲームの墓場 -1980年代のゲーム市場-
アメリカ、ニューメキシコ州のアラゴモードに「ビデオゲームの墓場」と呼ばれる地域が存在しています。
なぜこのように呼ばれるようになったのか、その背景にはビデオゲームに関する残念な歴史があります。
家庭用ビデオゲームの普及
1970年代、現在のように家庭に据え置かれたゲーム機はまだ一般的ではなく、ゲームはゲームセンターへ赴いてそこに設置された大きな筐体でプレイするのが普通でした。
そんな中、1977年にアメリカのアタリ社によってAtari2600という家庭用ゲーム機が開発されます。
ロムカートリッジの入れ替えによりプレイするゲームを都度変えられるという、今となっては当たり前の機能ですが、それ故にAtari2600は大ヒット!

・・・とはならなかったようです。上記で触れたようにゲームはゲームセンターで行うのが一般的であったことからAtari2600の売り上げは芳しくなく、開発者の一人は責任を追及され解任という事態にまで追い込まれています。
大ヒットゲームの移植
しかし当時ゲームセンターにて大ブームとなっていた「スペースインベーダー」をAtari2600に移植した事により大きな反響を呼びAtari2600は一躍大ヒットゲーム機となりました。
大ヒットを見越して大量生産しながらも、売れずに山のように抱えていた在庫は瞬く間になくなっていきました。
ゲームの量産と問題点
このAtari2600の大ヒットに目をつけたサードパーティ(第三者のゲーム開発業者)の参入によりAtari2600のゲームが大量に量産されることになりました。
しかしこれが問題で、サードパーティ勢は当初アタリ社により全く管理されておらず、誰でもAtari2600のゲームを作って販売することができたので、中には所謂クソゲーと呼ばれるものや酷い場合にはバグだらけでまともにプレイする事すらかなわないソフトまで販売されたようです。
そのような状況の中でAtari2600の評判はあっという間に凋落していきました。
大ヒット映画とのコラボ

それでもサードパーティからの供給は止まらず、ヒットしたアニメや映画を元にしたゲーム性のあまりないものが氾濫する中、1982年にスティーブンスピルバーグ監督・制作の「E.T.」の大ヒットにあやかってAtari2600でも同映画を題材としたゲームが発売されました。
この「E.T.」も多分に漏れずヒットにあやかっただけの「面白くないゲーム」の一つであり、尚且つAtari2600への評価は既に失墜していたといこともあり全く売れませんでした。
更にこの時期アタリ社はAtari2600の後継機であるAtari5200を開発・販売しており販売体制をそちらに以降しようと模索している状況でもありました。
ゲーム市場の凋落
このような世間の評判や会社方針のズレの重なり、更にはホームコンピュータの登場もあり、家庭用ゲーム機への興味と信頼は完全に失われゲーム機が全く売れなくなっていきます。
1982年時点では30億ドルもあったゲーム市場はわずか3年後の1985には1億ドル程度まで底冷えし、家庭用ゲーム市場が崩壊することになります。
1980年代前半にゲーム世界に傷跡を残したこの現象は「Video game crash of 1983」、日本では「アタリショック」と呼ばれています。
ゲーム市場は任天堂のファミリーコンピューターが普及するまで低迷期を迎えます。
ゲーム市場を壊した戦犯
さて、前述のAtari2600版E.T.はアタリショックを間接的に巻き起こした戦犯とされ「テレビゲーム史上最大の商業的失敗作」という汚名をかぶることになります。
アタリ社の再起をかけて販売されたこのタイトルは結果的に大失敗。
500万本製造して売れたのは150万本。更にアメリカではゲームショップは売れなかったソフトをメーカーへ返品可能という制度が確立されていたこともありアタリ社は大赤字を抱えて経営は傾きそのまま会社分割・吸収へと繋がります。
売れ残った大量のゲームソフトはニューメキシコ州のアラゴモードの砂漠に埋められたと報じられ、アタリショックの象徴として「ビデオゲームの墓場」と言われ都市伝説化していきました。
真偽の検証
その噂は長い間都市伝説として放置されていましたが、2014年にゲームを埋めた当時の責任者立会いのもと実際に掘り起こすプロジェクトが立ち上がり、ドキュメンタリー企画として発掘作業が実行されました。
実際に「市場最低のゲーム」E.T.などを含めて数種類のゲームソフトが発掘されたようで、「ビデオゲームの墓場」は都市伝説でなく本当のことであったと証明された瞬間でした。
掘り起こされたそのゲームソフトはゲームの黒歴史を象徴するものとして博物館などに展示されているとのことです。
ハンバーガーショップで働くロボットさん。

ロボットが支配する世界にまた一歩近づいたのかも?
アメリカ、カリフォルニア州にあるハンバーガーチェーンでロボットが導入されたというのです。
「Meet Flippy」と名付けられたこのロボットはMiso Roboticsが開発したキッチンのお手伝いロボットとでも言うべきでしょうか。
ハンバーガーを作る工程の内、パティ(ハンバーガーの肉)を焼くという部分を担当しているようですがが、なんとこのMeet Flippy、画像認識や温度センサーなどのバリバリロボちっくな機能をもってパティの焼き加減を認識し、頃合いを見計らってひっくり返したり適度に焼けたパティを設置されたバンズ(パン)にのせたりと今まで人間が行なっていた作業工程を完璧にこなしています。
As Miso Robotics CEO and co-founder David Zito told TechCrunch, “We focus on using AI and automation to solve the high pain points in restaurants and food prep. That’s the dull, dirty and dangerous work around the grill, the fryer, and other prep work like chopping onions. The idea is to help restaurants improve food quality and safety without requiring a major kitchen redesign.”
「レストランの調理工程で”痛手”となる部分をAIと自動化によって解決する事に焦点を当てた。焼き場や揚げ場、素材を切る工程には危険がつきまとう。AIや全自動化は料理のクオリティの向上や安全対策に役立てることができる。」(意訳)
とMiso RoboticsのCEO、David Zito氏は話しているそうです。
“ロボットが支配する世界”なんて大げさに書きましたが、決して人の仕事を奪う事なく、共生により更なる効率化と同時に働く人のリスクを抑えた素晴らしいロボットですね。
子供の頃に夢見たロボット

未来のロボット
未来のロボットといえば、手塚治虫氏の鉄腕アトム、機動戦士ガンダム、トランスフォーマー、ドラえもんなど様々なロボットが思い浮かべることができると思います。
現代で活躍するロボットといえば、コミュニケーションロボットのPepperだったり、お掃除ロボットのルンバであったりと未来のロボットとかけ離れているような気もしますが、巨大なロボットもあります。
今回はアニメのような未来に近づいたロボットを紹介していきます。
KURATAS(クラタス)
日本の水道橋重工から開発、販売されているロボットです。見た目はアーマードコアに似てますね!
世界初の戦闘ロボットです。
・スペック
重量5t
全長3.8m
基本の駆動は油圧での駆動で、4脚部にはタイヤが取り付けてあり、タイヤにより移動ができます。移動速度は時速6マイル(約10km)と高速移動はできないようです。また移動できるのは整地のみとなっており、不整地の移動はできません。今後の強化に期待です!
・販売
ちなみにAmazonでスターターキットの販売も行われています。
レビューではジョークじみたレビューもありますが、本当に購入された方もいらっしゃるようで、1億2000万円と高価にもかかわらず、すでに海外含め3000件以上の注文があるようです。
・装備
スターターキットは腕部にはパーツが付いていない状態ですのでオプションをつける必要があります。
片腕に2丁のガトリングガンが装着可能で、1分間6000発のBB弾が発射できるようです。
他にも物を掴む手出会ったりビーム発射のように光る腕、ペットボトルロケットが発射できるミサイルボッドなどもオプションとしてあります。
そのうちクラタスを使ったサバイバルゲームなどもできるかもしれませんね。
MK-Ⅲ
アメリカのMegaBots(メガボッツ)が開発した巨大ロボットです。見た目はスターウォーズのAT-STに似てますね!
・スペック
重量5.5t
全長4.5m
基本の駆動はガソリンでの駆動で、移動は脚部のキャタピラでの移動ができます。移動速度は時速10マイル(約16km)こちらも高速移動はできません。不整地の移動については公表されていませんが、キャタピラでの移動ですので可能だと思います。
ただ全長が高い分安定はしないと思います。
・装備
一般販売は残念ながら行われておりませんが、武器が装着可能されているようで、チェーンソーと1kgのペイント弾を時速160kmで発射できる砲台をセットしているようです。この砲台は車に当たれば車がペンキまみれになりフロントガラスを割ることができるという恐ろしい武器です。
日米ロボット大戦勃発か!?
2016年6月30日メガボッツが
「君たちには巨大ロボットがある。僕たちも巨大ロボットを手に入れた。次に何が起きなきゃならないか分かるだろう? 決闘を申し込む。1年後に戦おう」と水道橋重工へ挑戦状を叩きつけました。
水道橋工業は挑戦状を受け、互いに大戦の打ち合わせをしている模様です。
対決は予定では今年中に実現しそうですね。ただ安全性に欠けるのであれば止めた方がいいかもしれませんね、、、
ちなみに大戦に向けて互いにクラウドファンディングでの資金調達から再設計まで行っているので、日米の本気の対決が見れそうです。
是非この対決は見たいですね!
目の離せない巨大ロボット対決、どんな結果になるのでしょうか?
最後に
我々Knocknote(ノックノート)でもこのようなロボットや未来のロボットを開発できる子供たちの教育を目指し、ロボットコース準備中です。4月8日の四谷プログラミングワークショップにてロボットの講座を行いますので、是非ご参加ください!!
お申し込みはこちらから
https://education.knocknote.jp/YPW.php 申込み受付は終了しました
ウェブサイトを認知してもらう為に

広大なネット世界、表面に出ているウェブサイトだけでも無数のサイトが存在しています。
昔から存在しているサイト、新しく出来たサイト、管理者すらも放置してしまって誰にも知られずただ存在しているだけのサイト。
もはやどこに何があるか全てを把握できている人なんていないことでしょう。
サイトを認知してもらうには?
そもそもサイトはどのように人々に認知されるか。
簡単な流れを書いてみます。
- ウェブサーバー(住所があるウェブ上の倉庫のようなもの)にサイトの基となるファイルを設置する
- クローラーというロボットがサーバーに置かれたファイルを発見する
- クローラーによってサイトが検索結果にインデックスされる
- よって検索でそのサイトを発見することが可能となる
と、ざっくりな説明ですが基本的にはこのようなプロセスでユーザーのみなさんにサイトを認知していただくことが可能となる訳です。
ファイルが置かれているサーバーの住所を知っていれば、URLを入力して直接そのサイトに辿り着くこともできます。
この時クローラーはファイルに書かれている単語を個々に識別し、登場回数が多い単語やサイトのタイトル等に書かれている単語を重要単語と認知して検索結果に反映させていき、同じ単語で構成されている別のサイトと比較しながら表示順位を決定しています。
サイトの何を見てもらうかを考える
検索結果の順位を上げていかにユーザーに見てもらうかでそのサイトの存在意義が有となるか無となるか決まっていきます。ネット上に存在していても誰の目にも触れられないのであれば存在している価値はあまりありません。
その為に所謂 SEO対策(Search Engine Optimization = 検索エンジン最適化) が重要となってきます。
狙った単語で検索結果の上位に表示する為に以前から行われてきた対策の一つです。
ユーザーに検索してもらいたい単語や組み合わせをいかに上手に文中に多く記述するか、
そしてクローラーにいかに「有用性」をアピールできるか。
価値あるサイトを作り出せるかはこのSEO対策にかかっているといっても過言ではありません。
やり過ぎは禁物です
ただしだからといって単語を羅列しまくればよいのかというとそうでもありません。
クローラーはサイトの文章を解析して文章として不自然であるものや、明らかに本文とは関係の無い単語などは除外していきます。
関係無い単語の羅列や過度なSEO対策はクローラーにより自体にペナルティーを負う事になります。
ペナルティーが積み重なると悪質なサイトとみなされ検索結果にすら出てこなくなります。
こうなると世に広める為に行なっていたSEO対策にも関わらず逆に公開の機会する失って元も子もありません。
何事も引き際が大事ですね。
ちなみにこんなことわざを発見しました。
“甲張り強くして家押し倒す”
読み:こうばりつよくしていえおしたおす
意味:家が傾いたりするのを防ぐ為にあてがった木材を強くしすぎて家を倒すことから、良かれと思ってしたことがかえって相手をだめにしてしまうことの例え。
ことわざデータバンク
ユーザーの為に進化するクローラー
このクローラーのアルゴリズムはもちろん完全に非公開ですが結構な頻度で改修されているようで、かなりサイト内コンテンツ識別の精度がかなら上がっているようです。
言われてみれば何かを検索した際に無関係なサイトが結果に並ぶ頻度が減ったように感じます。
人から見て良いサイトというのが強く評価されるようですし、
だからこそ小手先のSEO対策や裏技で順位を上げて目に触れさせる機会を多くしても中身が伴っていなければ
良いサイトと認識してもらうのは難しいのでしょうね。
我々Knocknoteも少しでも皆さんのお役に立てるようなコンテンツを発信できるよう頑張ります!
プログラミング教室を知ったきっかけの40%が口コミか紹介

2020年にプログラミング教育の必修化決定、2017年に習わせたい習い事で1位になる(イー・ラーニング研究所調べ)等、幼少年代からのプログラミング教育が話題になっております。
Knocknoteでもプログラミングスクール事業はメイン事業として注力をしております。
そんななか、2016年にジャストシステムのマーケティングリサーチより「小学生のプログラミング学習調査」が発表されました。
半年程前に発表された調査結果ですが、非常に興味深い結果になっておりますので、いくつかピックアップ・考察をいたしました。
※調査対象 : 習い事をしている小学生の子どもがいる母親553名
口コミ・紹介で知った方が40%以上
「プログラミング教室(ロボット,実験,サイエンス等を含む)」を知った最初のきっかけについての質問です。
「育児雑誌などの記事や広告を見て」「友人・知人の口コミ」で知った方が、23.5%と最も多いようです。
インターネットやスマートフォンがほぼ全世帯に普及されているなか、雑誌と口コミというオフラインでの情報が、プログラミングスクールに通うきっかけになっています。
また、家族・兄弟・学校からの紹介や口コミも含めると、約40%が誰かからの口コミか紹介がきっかけとなっています。
口コミの信頼度はどのようなサービスでも高いものですが、習い事ではより通うためのきっかけとしての重要度が増すと推測できます。
環境と時代の変化がプログラミング教育への関心を高めた
「プログラミング教室に興味を持った理由」についての質問です。
最も多いのが「アプリやゲーム開発に興味があるから」です。
次いで、「小学生で2020年に必修化されるという報道があるから」「テレビで紹介されていたから」「Web上のニュースや広告の内容が興味深かったから」「育児雑誌などに記事や広告が載っていたから」「周囲で流行っているから」・・・と続きます。
最も多い「アプリやゲーム開発に興味があるから」の理由以外は、全て報道や広告や周囲からの影響によるものです。
世の中や周囲の変化・関心にひきずられるように、プログラミング教育への関心が高まっていると言えるでしょう。
カリキュラムと教室の考え方が決め手に
「プログラミング教室の決定理由」についての質問です。
実際に入塾を検討されている親御さまは、複数のプログラミングスクールを比較する方も多いかと思います。
そのなかで最も多い理由は「使用するツールやカリキュラムが充実しているから」次いで、「教室の考えや教え方に共感したから」と、この2つは80%以上の方が決定理由にあげております。
費用や場所や会社ブランド等、その他にも多くの検討材料はあるかと思いますが、「授業で行なうカリキュラム」「教室の理念や目標」、運営側としてはここを明確にして、高い質の授業を提供することが必要となるようです。
Knocknoteの提供するプログラミングスクール
KnocknoteEducationでは、「上質なICT教育とICT経験を」を理念に、100%現役プログラマーによる、お子様の成長にこだわった指導を提供しています。
上述の「プログラミング教室の決定理由」であがった「授業で行なうカリキュラム」と「教室の理念や目標」は、特に重視しております。
車の自動運転レベル

自動運転車
近年自動運転車が大手自動車メーカーから発売されています矢沢永吉さんがCM出演している日産セレナの手を離して運転している姿は皆さんもご覧になったことはあるかもしれません。あちらは日産のプロパイロットというシステムです。
実は日産以外にも自動運転システムの車を開発しているメーカーはあり、それぞれ自動運転のレベル分けがされているようです。
今回は自動運転のレベルについて書いていこうと思います。
自動運転レベル
自動運転レベルは0〜4まであります。レベル分けには定義があり主制御系統(加速・操舵・制動)をどれだけ自動化しているかによりレベルが変わります。
レベル0
ドライバーが常にすべての主制御系統の操作を行う。
前方衝突警告などの運転支援システムはこちらのレベルに入ります。
レベル1
アクセル・ハンドル・ブレーキのいすれかをシステムが行う。
自動ブレーキなどの安全運転支援システムはこちらのレベルに入ります。
レベル2
アクセル・ハンドル・ブレーキのうち複数の操作をシステムが行う。
アダプティブクルーズコントロール(ステアリングアシスト付き)などがこちらのレベルに入ります。
ドライバーは常時、運転状況を監視操作しないといけないので現状の市販されている車のシステムは
ハンドルから手を離しているとシステムが解除されます。
レベル3
加速・操舵・制動を全てシステムが行い、システムが要請したときはドライバーが対応するものです。
通常時はドライバーは運転から解放されますが、緊急時やシステム限界時は、システムからの運転操作切り替え要請に応じる必要があります。
事故を起こした場合は切り替え要請に応じなかったドライバーの責任となります。
日産のプロパイロットはこちらに分類されますが、実際のところ自動車専用道限定でしか使用を許されていないので、
実際は2.5レベルらしいです。
レベル4
完全自動運転で、加速・操舵・制動をすべてドライバーが行い、ドライバーが全く関与しないものになります。
安全に関わる運転操作と周辺監視を全てシステムや外部にやってもらいます。
無人のものと有人のものがあります。
鉱山などで運用される無人ダンプや無人軍用車両は分類されます。
残念ながら現在は市販化されているものはありません。
現在日本だとバスやタクシーの無人化を目指しているようで、2020年の東京オリンピックの開催までの実装を目指しているようです。
まとめ
運転は日常には欠かせないことです。
しかし人間が運転している以上は事故はなくなることはないでしょう。
ただ完全自動運転が市販化されても事故が0になることありませんが、減ることは間違いありません。
1日でも早く完全自動運転が実装されることを願う反面、運送業のドライバーの雇用が気になります。
機械と人間がうまく共存できる世界になってほしいですね。
e-ラーニングのメリット・デメリットと今後

e-ラーニング
electronic learningの略で通信技術を用い、学習を行う手段のことです。現在英語やプログラミングをはじめ、薬剤師向けのコンテンツなどが世の中に出回っております。
メリット・デメリット
メリット
・離れていても授業を行う(うける)ことができる
・場所同様時間を問わず授業を行う(うける)ことができる
・リモート技術を駆使し遠隔操作を行うことで丁寧な指導が可能
・インタラクティブな仕組みにより、一方的な授業より受講者の質問などを受け入れやすい
デメリット
・通信障害がおきることがある
・映像レッスンよりは緊張感があるが、実際に人と会うほどはない
・項目の内容が限られている(実際に体を動かすものは無理)
上記の1例のようにeラーニングにもメリットデメリットがあります。メリットはやはり時間・場所に縛られずに学習が行えることが最大のメリットです。デメリットはなんといっても通信障害が一番致命的です。時間制のカリキュラムがメインですが、その際の補償が万全でなくてはなりません。
eラーニング アワード
一般社団法人e-Learning Initiative Japan/フジサンケイビジネスアイ 主催の毎年開催しているeラーニング アワードという表彰イベントをご存知でしょうか。
『日本e-Learning大賞』と称し、先進事例、活用事例、導入事例を広く募集し、省庁からの表彰・受賞者による発表の場を設けるという機会です。前職での話となりますが昨年のeラーニングアワード 2016では筆者も担当させていただいておりました高校生を対象とした通信教育事例を同イベントにて紹介していただきました。
既にeラーニング アワード 2017 フォーラムも決まっているようなので、興味のある方は是非一度足を運んでみてください。
eラーニングの今後
今は不可能な、ゴルフのスイングのレクチャーや、クッキングのレクチャー。きっと10年後には当たり前のように通信技術やVRを駆使しeラーニングでの学習が可能となっていることでしょう。東京都新宿区にプログラミング教室を構えるKnocknote(ノックノート)でも遠方の方にはオンラインレッスンにてプログラミング授業を提供致しております。遠方の方も、是非お気軽にお問い合わせください。
余談
私は学生時代から英語だけは勉強するが楽しくて、定期的に習い事として通うのですが、つい最近またそのマイブームがやってきました。なので早速、先日オンラインレッスンのお試しをしてみて、本日より毎日オンラインレッスンを始めました。さて、どんな効果を見せるかは、またご報告します。毎日海外の先生とレッスン。eラーニングは素晴らしいです。
便利なIoT化

進むIoT化
学校や企業でIoT化が進んでいます。小学校だと2020年に全学校の無線ネットワークの普及も計画されています。
最近は家電のIoT化も進んでいて、家電をネットワーク接続し携帯電話や専用端末で操作ができるものも販売されています。
今回はIoT化された意外なものについてご紹介します。
トイレのIoT化
大手通信会社KDDIが3月以降に始めるサービスとしてIoTクラウドサービス「KDDIIoTクラウド〜トイレ空室管理〜」と
「KDDIIoTクラウド〜トイレ節水管理〜」を発表しました。
「KDDIIoTクラウド〜トイレ空室管理〜」
トイレの個室にIoTを活用することでスマートフォンから空き状況をリアルタイムに閲覧できるサービスで、トイレの空室を探す時間や空室待ちの時間を減らすことが期待されます。
デパートで空きトイレを探して階段を昇り歩いたことはありませんか?
このサービスにより、空きトイレを探す手間が省けるので「○階のトイレが比較的空いているから○階に行こう」ということが可能になります。
トイレが混み合うオフィスビルなどでも活躍できそうですね。
「KDDI IoTクラウド ~トイレ節水管理~」
トイレの個室内に設置された人感センサーと高機能フラッシュバルブを組み合わせることで、利用者の滞在時間によって適切な水量の流し分けが可能になります。また、IoTを活用して、トイレの各個室における水量データを把握することで、フラッシュバルブの状態を監視し、正確な水量のモニタリングおよび遠隔で必要なメンテナンスが可能になります。
このサービスにより、40~50%の節水が可能になり、地球環境にも優しい上にコスト削減が図れます。
トイレの大と小のレバーが不要で自動でできるのは節水につながりますね。
トイレのタンクに節水のためにペットボトルを入れていた家庭もペットボトルが不要になります。
この二つのサービスはトイレの個室利用を効率化することでヒトの時間効率化が図れるほかに、節水によるコスト削減や利用に応じた清掃ルート、清掃間隔などの最適化などのオフィスの運用効率化を図ることのできるサービスだと思います。
トイレにお困りのビルの管理人さんや商業施設、清掃業者にとっても嬉しいサービスですね。
今後も機能の拡張が期待されます。