【Scratch】やじるしキーでうごかす
コラムやじるしキーでうごかすほうほうをしょうかいします。
今回はふたつほうほうがあるのでそれぞれしょうかいします。
「キーがおされたなら」をつかったうごかしかた
まずはうごかしたいキャラクターをよういします。
「イベント」から「スペースキーがおされたなら」を出しましょう。
「スペース」のところを「みぎむきやじるし」にかえます。
その下に「うごき」から「xざひょうを10ずつかえる」を入れます。
これで→のキーをおすと、みぎにいきます。
もう一つ「イベント」から「スペースキーがおされたなら」を出して、「ひだりむきやじるし」にかえます。
下に「うごき」から「xざひょうを10ずつかえる」をいれます。
ひだりにいってほしいので、「xざひょうを『-10』ずつかえる」にします。
これで←キーをおすとひだりにいくようになります。
おなじく「イベント」から「スペースキーがおされたなら」を出して、「うわむき」にかえます。
こんどは「うごき」から「yざひょうを10ずつかえる」をだします。
くみあわせてみると↑キーをおすとうえにいきます。
「イベント」から「スペースキーがおされたなら」をだして、「したむき」にかえます。
「うごき」から「yざひょうを10ずつかえる」をだします。
したにいくので「yざひょうを『-10』ずつかえる」にします。
くみあわせてみると↓キーをおすとしたにいきます。
これがひとつめのやり方です。
カクカクとうごくのがとくちょうです。
なめらかではなくゆっくりうごかしたいときにつかえます。
もし〜ならをつかったうごかしかた
もうひとつはもし〜ならをつかったほうほうです。
まずはキャラクターをよういします。
「イベント」から「はたがおされたとき」をだします。
「せいぎょ」から「もし〜なら」と「ずっと」をだします。
「ずっと」のなかに「もし〜なら」をいれます。
「しらべる」から「スペースキーがおされた」をだします。
もしスペースキーがおされたならができました。
これを「みぎやじるしキー」がおされたにかえます。
「うごき」から「xざひょうを10ずつかえる」をだして、はさみます。
はたをおして、→キーをおすとみぎにいきます。
ひだりもつくってみましょう。
「もし〜なら」をもうひとつだしましょう。
「しらべる」から「スペースキーがおされた」をだします。
「スペースキー」を「ひだりむきやじるしキー」にかえます。
「もし〜なら」のあいだにひだりむきやじるしキーをいれます。
「xざひょうを10ずつかえる」をだして、「xざひょうを『-10』ずつかえる」にかえます。
これをずっとのなかにいれます。
すると、←キーをおしたらひだりにすすみます。
うえとしたのいどうもつくりましょう。
「もし〜なら」をひとつだして、あいだに「スペースキーがおされた」をだします。
「スペースキーがおされた」を「うわむきやじるしキー」にかえて、「もし〜なら」にいれます。
「うごき」から「yざひょうを10ずつかえる」をだしてあいだにはさむ。
そして、ずっとのなかにはさみます。
はたをおして↑キーをおすと、うえにいきます。
「もし〜なら」をだして、「しらべる」から「スペースキーがおされた」をだしてあいだにいれます。
「うごき」から「yざひょうを10ずつかえる」をだして、「yざひょうを『-10』ずつかえる」にかえて、あいだにはさみます。
これも「ずっと」のなかにはさみます。
これで↑↓→←でどのほうこうにうごかせるようになりました。
つかいわけかた
このふたつはおなじようにみえて、とてもちがうかんがえかたのものです。
「イベント」の「キーがおされたとき」をつかったものは、いつでもどんなときでもいどうできます。
また、「すべてをとめる」でとまりません。
ぎゃくに「イベント」の「はたがおされたとき」からはじまるものは、はたをおされたときにうごきます。
「すべてをとめる」をつかうと、とまります。
これがやじるしキーでうごかすほうほうです。
株式会社Knocknote代表取締役。大学卒業後不動産営業に従事した後、ITの重要性を強く感じエンジニアへ転職。ソーシャルゲーム開発、スマホアプリやPepperアプリの企画及び開発、高校でのプログラミング講師などの業務に携わる。2017年1月に創業。現在はプログラミング教育事業、システム開発事業を展開。今後は海外向けの教育事業をさらに拡大させていく事が目標。著書:『作って学べるUnity超入門』(技術評論者)