プログラミング教育新聞 2025年1月号|TETRA UP
お知らせ
目次
🚀今月のTETRA UPトピックス
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プログラミング春得キャンペーンスタート&お友達紹介キャンペーンまもなく開始!
TETRA UPでは、新年度に向けた「プログラミング春得キャンペーン」を開催します!オンラインと四谷本校で実施し、初心者でも楽しく学べる内容をご用意しています。
期間: 2月23日(日)〜
特典:
- キャンペーン1 体験授業4,400円と入会金11,000円が無料※1
- キャンペーン2 お友達・兄弟姉妹入会でどちらも授業料1ヶ月無料※2
- キャンペーン3 オンラインレッスンが最大43%割引。期間限定で教室価格でご提供※3
今すでにスクラッチコースやロボットコースを受講されている生徒さんも、新コースRobloxコースの無料体験授業に参加できます!
またお友達と一緒に参加されたかた、お友達をご紹介されお友達が入塾された場合にどちらも1ヶ月授業料が無料になるキャンペーンも開催中です。※2
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※1 体験授業後、1週間以内のご入塾に限り入会金が無料となります。
※2 3ヶ月以上継続された場合に3ヶ月目の授業料が無料になります。
※3 キャンペーン期間内にご入塾の方は、スクラッチコース月8時間の場合 通常36,300円が20,900円で受講可能
📰 プログラミング教育ニュース
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2-1.2025年から始まった大学入学共通テストとプログラミング
2025年度から始まった大学入学共通テストでは、新たに「情報Ⅰ」という科目(選択科目)が加わりました。この科目では、プログラミング的思考力を測る問題が出題されます。小学生からプログラミングを学ぶことで将来の受験に役立つ基礎知識を身につけることができます。
2-2.中学入試でのプログラミングの活用
近年、中学入試でもプログラミングを活用した問題が出題されるケースが増えています。例えば、思考力や問題解決能力を見るために、プログラミングを用いた課題が出題されることがあります。 一部の私立中学校では、プログラミング課題や論理的思考を測るテストを導入。特に、難関中学校では、単なるコーディングスキルだけでなく、問題解決能力や創造的思考力を重視する傾向が強まっています。プログラミング教育は、単なる技術学習ではなく、論理的思考力を培う重要な教育機会となっているのです。
2025年度の中学入試でプログラミングが導入された中学校の一覧(一例)
- 大妻嵐山中学校: 2018年度よりプログラミング入試を実施しています。Scratchなどを使用し、企画力、創造力、プレゼンテーション力を評価します。
- 相模女子大中学部: 2019年度からプログラミング入試を開始しました。プログラミング、発表、ディスカッション、基礎計算力テストを行います。
- 八王子実践中学校: 2020年度からプログラミング入試を導入しました。Scratchを使用した実技試験とプレゼンテーションを行います。
- 駒込中学校: 2019年入試よりプログラミング入試(旧:STEM入試)を開始しました。アルゴリズムと四則計算の「I算数」とプログラミングの「IIプログラミング」の2つの試験があります5。
- 聖徳学園中学校: Minecraftを活用したプログラミング入試を実施しています。論理的思考、課題解決能力、コミュニケーション能力を評価します。
これらの学校では、プログラミングスキルだけでなく、創造力、プレゼンテーション力、論理的思考力なども評価の対象となっています。
プログラミングが導入される可能性のある中学校(一例)
- 私立中学校
- 開成中学校
- 麻布中学校
- 甲陽学院中学校
- 晃華学園中学校
- 公立中学校(一部地域)
- 特別支援教育を含む公立中学校で、地域によってプログラミング教育が強化される場合があります。
- 国私立中学校
- 渋谷教育学園幕張中学校
- 湘南学園中学校
これらの学校は、特にテクノロジーやプログラミング教育に力を入れていることで知られています。プログラミングが中学入試にどのように組み込まれるかは、学校ごとに異なるカリキュラムや試験方式に依存するため、具体的なカリキュラムや入試内容については各校の最新情報をご確認ください。
また、学校や教育機関の公式発表や最新ニュースなどもチェックすることをおすすめします。教育方針や入試内容は年々更新されることがあるため、入試を希望する学校の詳細を常に把握しておくことが重要です。
2-3.月間アクティブユーザー約4億人。Robloxの人気の秘密
Roblox(ロブロックス)というゲームプラットフォームをご存知でしょうか?
Robloxは2004年にリリースされた現在総ユーザー数約4億人の世界的なゲームプラットフォームで、ユーザー自身がゲームやアイテムを作成し、公開することができます。プログラミング言語はLuaと呼ばれるものを使用します。さらにこのRobloxではお金を稼ぐこともできるのです。なかには10万ドル以上も稼ぐ人も。日本ではそこまで知名度はないものの、PlaystationやNintendoSwitchの4倍ユーザー数を誇るRoblox。遊ぶだけではなく確実なプログラミングスキルを身につけつつ、創造力やマーケティングスキルも身につけられるので本校でもいち早くレッスンとしてとりいれました。もし興味がある方はぜひこちらをご覧ください。
👨👩👧 保護者向けコラム
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テーマ: 「子どものプログラミング学習、親ができるサポートとは?」
近年、プログラミング教育が重要視されている中で、多くの家庭で子どもにプログラミングを学ばせる機会が増えています。しかし、プログラミングの知識がない親にとって、どのようにサポートすれば良いのか悩ましいところです。そこで、子どもがプログラミングを学ぶ際に親ができる具体的なサポート方法をご紹介します。
1. 学習環境を整える
子どもが集中できる学習環境を整えることは大切です。静かで快適な場所を用意し、パソコンやタブレットを使うための十分なスペースを確保しましょう。また、学習に必要なソフトウェアやアプリがインストールされているか確認しておきましょう。
2. 一緒に学ぶ時間を作る
子どもがプログラミングを学ぶ際、一緒にその内容を学ぶことが大いに役立ちます。一緒に教材やオンラインコースを使って、分からない部分を一緒に考えることで、子どもが取り組む意欲も高まります。親が興味を持って参加する姿勢を見せることが大切です。
3. 質問や悩みを受け入れる
プログラミングは時に難解な部分が多く、子どもがつまずくこともあります。その際、親がしっかりと話を聞いてあげることで、子どもは安心して問題を解決しようとします。「何が分からないのか」「どうしてその問題が難しいのか」といった質問を投げかけて、子どもが自分で考える手助けをしてあげることが重要です。
4. 興味を広げる
プログラミングの面白さを感じてもらうために、実際のプロジェクトに挑戦させるのも良い方法です。例えば、自分でゲームを作ってみたり、身近な問題を解決するアプリを開発することに挑戦したりすることで、学んだ知識が実際に活かされることを実感できます。また、子どもの興味や趣味に関連するプログラミングの教材を探してみると、モチベーションも上がります。
5. 成果を認める
プログラミングを学ぶ中で、ちょっとした成功体験を積むことも大切です。子どもが何かを達成した時には、しっかりと褒めてあげましょう。小さな成功を重ねることで、自己肯定感が高まり、さらに学びたいという気持ちが育まれます。
😌TETRA UP講師の想いーPart1 創立の願いー
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第1回はプログラミング教室「TETRA UP」を運営しております株式会社Knocknote代表の鈴木がお送りします。このコーナーではカジュアルに弊社のプログラミング講師たちの想いを不定期にお伝えできたらと思っておりますので、よろしくお願いします!
”子どもたちの夢が生まれる場所になりますように”と願いを込め2016年の7月より四谷ひろばで生まれた「Knocknote Education」も、2021年4月より「TETRA UP」に名称変更しもうすうぐ合計10歳になろうとしてます。
では早速突然ですが、せっかくなので2016年当初の事を少し振り返ってみましょう。
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当初は会社勤めをしながら朝にカリキュラムやサイトを作って、夜はひたすらチラシ配りやポスティングにいく日々の繰り返しで、右も左もわからずひたすら泥臭くプログラミング教育の重要性をみなさんに知ってほしいという想いで頑張っていました。そんな2016年7月8日の夜、はじめての応募のメールが来た時の喜びを今でもはっきりと覚えています。
無事に夏期講習を終えて季節は秋に移り変わろうとするある日の事。知らない番号から着信がありでてみると、テレビ東京のモーニングサテライトからの取材の電話でした。3歳から学べるプログラミングのキップロを取材させてほしいという内容でした。3日後の急な依頼でしたが、ふたつ返事で承諾し、カリキュラムの改良を重ねその間寝てなかったのが懐かしいです。
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当時は2020年から小学校でプログラミング教育が必修化するということが大きく話題となっておりました。強くプログラミング教育の重要性を訴えていた私からすると嬉しかった反面、学校教育の現場の負担の大きさも知っていたので、一体どのように対応するのだろうかと心配の気持ちもあったのも覚えています。
では改めて、なぜ私があらゆる選択肢がある中でなぜプログラミング教育という分野で起業しようと思ったのかについて少しお話しします。
大きく3つの理由があります。
- 1.創意工夫の余地
- 2.社会貢献
- 3.マーケットの可能性
1.創意工夫の余地
こちらに関してはプログラミング教育以前にプログラミングそのものの魅力についてです。
プログラミングに興味を持った経緯として簡単に生い立ちをお話しします。
幼い頃から物を作り人に喜んでもらう事が大好きで、小学校の頃は友達に休み時間に頼まれて絵を描いてあげたり、わからないと困ってる友達に得意だった算数を教えてあげることが楽しかった記憶があります。おもちゃもロボットやミニ四駆など組み立てるものが大好きでした。中学以降は音楽の魅力に取り憑かれ作詞作曲編曲を自分で学び、CDを作ってオーディション受けたり、CD屋さんに並べてくれてと頼んだり、友達に買ってもらったりしていました。笑 人の目はあまり気にするタイプじゃなかったかと思います。しかし何故か高3で突然文系に転向し、大学は経営学部を専攻したこともあり卒業後は不動産営業へ。大学時代はサークルを立ち上げたり、さまざまなアルバイトに挑戦したりとコミュニケーションは自信があったのと、一時期建築家を夢見てたこともあり、不動産の営業は楽しみだったのですがいざ入社すると想像をしていなかった新天地でした。
そうです、そこは完全なるブラックでした。もう漆黒。事務所では怒号が飛び交い、8時半出社23時退社で休みは月2回あるかどうか。出退勤は大嘘の時間で、先輩の手書きのシャーペンを消しゴムで消してボールペンでなぞる謎のシステム。わけのわからん白紙に印鑑を押させられたり、インターネット環境も最悪でFAXでやりとり。向上心をもって資格試験の日に有給使って試験受けたいといってもNG。そして車は自腹で購入。
結果だして誰かに喜ばれるのが好きだったのと、お客さんは良い方ばかりでかなり可愛がってもらってたので自分なりに頑張ってはいましたが、半年が過ぎたくらいで倒れて救急車で運ばれてしまいました。それをきっかけに仕事を見直すようになり、もともとモノづくりが好きだったのもありシステム開発会社へプログラマーとして転職することにしました。
最初の方はしばらく数学など扱っていなかったこともあり、配列処理などを理解するたびに脳みそが溶けそうだったのを覚えています。笑 でも運良くいい会社で、やることができていれば余った時間は新事業の提案や実際にアプリ開発などの企画立案から開発までさせてくれるような会社で、ここで自分のアイディアを資料にして通し、デザインし、iOS,androidアプリとしてリリースするまでの工程を通して実践することができました。
そして4つ目くらいのファッションアプリを出した頃、突然non-noという女子向けファッション誌の方から電話があり、アプリを掲載させてくれとのことでした。「ああ、この感じだ。」って久々に衝撃が走ったの覚えてます。自分が創意工夫して人が欲しいもの、まだ無いものを考えて、デザインしてプログラミングして開発する。そしてそれを使いたい人がいる。喜んでくれる人がいる。自分はやっぱりこの感じが好きなんだって再確認しました。
そんな中、新規事業として教育事業の仕事を任せていただき、高校生に1年間アプリ開発を教えていました。1年経ち最初は何も分からなかった生徒たちが、立派にスピーチして自分たちで発表している姿をみて、もっともっとたくさんの子どもたちにこの面白さを知ってほしい!と強く思うようになりました。これが一番最初にプログラミング教育事業で起業のチャレンジをしようと思ったきっかけです。自己表現の方法は多くありますが、創意工夫の余地がここまであるプログラミングは本当におもしろいと今でも確信しています。
2.社会貢献
先ほどは自分がプログラミングに取り憑かれた魅力と想いについてお話しました。でも起業するにあたっては、ただ自分がいいと思っていることを人に押し付けているだけではエゴであり、本当に誰かのためになっている必要があります。そこから関心を持ち、プログラミング教育が未来を担う子ども等へ影響に関心を持ち始めました。
技術革新の促進
プログラミングに精通した人々がこれまでにさまざまな技術革新をしてきたことは周知の事実でもありますが、これからもなお、AIや暗号通貨、もしくはさらに新しい分野でのテクノロジーを生み出すのはプログラミングを知っている人々だろうと推測することは容易です。2045年にくるといわれているシンギュラリティですが、果たして人工知能は今後どこまで成長するのでしょうか。昨今生成AIが注目されていますが、5年後には全く新しい世界になっていることでしょう。仮にもし。世紀の発明をするのが私たちの教室の教え子だったら?って考えたらそれだけで今からわくわくします!
社会問題の解決
小学生の頃からデジタルネイティブでプログラミングに触れている今の子供達が自分と同じように成人し働きはじめた時に、技術面でよりアップデートされているのは間違いありません。自分の代では叶わなかったけど、この世界はまだまだ「なんでテクノロジーで解決しないの?」という社会問題だらけです。そもそも子どもたちに教える教員のITスキル不足の時点で社会問題です。もちろんテクノロジーの問題だけでなく法律や利権など複雑な事情も多々あるとおもいますが。自分1人では限界なことも会社のチームで協力して1000人、1万人とこどもたちの未来に明るい影響を与えることができたら、可能性は無限に増えると信じています。
日本再建
プログラミング教育を学んだ子どもたちに、正しい技術の知識や判断力をつけて素晴らしい日本の国の技術や未来を共に作り守っていってほしいという願いです。「Winny」の事件はご存知でしょうか。素晴らしい技術に対する行き過ぎた司法解釈。最近はSNSの普及により日本の闇がどんどんと暴露されています。さらに失われた30年。正直言うと私も他国が羨ましいと思うこともあります。でも、生まれ育った国であり、大先輩方が必死に戦後産業復興し安全にしてくれたこの国。今度はITの力を利用し、未来を担う子どもたちと手を取り、技術面での賢さと強さを活かしもう一度日本を再建していきたいと思います。
3.マーケットの可能性
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最後は市場規模です。『プログラミング教育市場規模調査』によると2024年市場規模は前年比114.5%の253億8千万円で2018年から2024年にかけて6年連続で成長しています。さらに2030年までに子ども向けプログラミング教育市場は1,000億円を超えるしじょうへ急成長する可能性があるとのこと。
2020年から始まったプログラミング教育の必修化に加え、2025年度共通テストにおける教科「情報Ⅰ」の導入によりこのような結果となっています。さらに中学受験でもプログラミングを取り入れる学校もあり、今後ますます必須科目としてプログラミングに注目が集まります。すでに大手予備校などでも「情報Ⅰ」対策模試が実施されています。当教室TETRA UPでも実用的なプログラミングはもちろん、試験対策用のコースを開設予定ですので、詳しく知りたい方はぜひスタッフにお問い合わせください。
大まかに言うとこの3つの理由ですね。やっぱり好きなことの掛け合わせがやりがいに繋がっている気がします。
最後に今後の教室の目指す姿を少し。勿論我々プログラミング教室TETRA UPも市場規模の拡大スピードにおいてかれないように常に変化し、子どもたちにとって最善のカリキュラムや教育方針にアップデートしていきます。そして新コースROBLOXコースにおいては弊社が日本をひっぱるつもりで拡大していき、プログラミング教育のオンライン生徒数は2027年には現在の10倍を目指します。教室は2030年までに関東に続き、大阪・福岡、そして名古屋・札幌へとゴールを設定しています。以前よりイベントなどで地方から来てくれるご家族にも日常的に弊社の授業をうけたいとのお声をいただいており、ご期待に添えるようスタッフ一同全力で取り組みますので、引き続きTETRA UPをよろしくお願いします!
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株式会社Knocknote代表取締役。大学卒業後不動産営業に従事した後、ITの重要性を強く感じエンジニアへ転職。ソーシャルゲーム開発、スマホアプリやPepperアプリの企画及び開発、高校でのプログラミング講師などの業務に携わる。2017年1月に創業。現在はプログラミング教育事業、システム開発事業を展開。今後は海外向けの教育事業をさらに拡大させていく事が目標。著書:『作って学べるUnity超入門』(技術評論者)