夏のプログラミング発表会を開催しました
お知らせ株式会社Knocknoteが運営している子ども向けプログラミング教室で、自作ゲームの発表会を開催しました。
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、7月2日〜7月17日で6回に分け、それぞれの日程に別れて少人数で行いました。
発表会までに、何を作るか・どんな人に遊んでもらいたいか計画を立て、試行錯誤を繰り返しながら作品を完成させ、作ったゲームの内容をスライドに表し、発表の練習を行い、本番に挑みました。
発表方法
発表はロボットコース、スクラッチコース、Unityコースの3コース合同で行いました。
それぞれの発表が終わった後に、ゲームで遊ぶ時間を設け、感想シートにゲームの見た目の良さや完成度、発表の姿勢等の感想を記入しました。どのような点でゲームを作ったらよいか、どんな姿勢で発表すると良いかを客観的に考えることが出来たのではないかと思います。
さらにゲームの質疑応答の時間も設け、生徒のみならず保護者や講師からの質疑にも堂々と答えることができていました。
プログラミング発表会の様子
それでは、発表会の様子を一部ご紹介します。
当日はみんな緊張した様子を見せながらも、準備した成果をしっかりと発表できていたと思います。
お互いのゲームで遊ぶ際も遊び方をレクチャーしたり、コツを教えたりとそれぞれコミュニケーションを取り理解が深まった発表会となりました。
受賞者
Speaker賞
竹山 潤さん
スクラッチで実際にある絵本を題材にしたアニメーションを作成した竹山さん。絵本のセリフ部分を「どんな人でも見れるように」と、吹き出しをすべて平仮名にし、1つ1つの課題点も「見る人がどう思うか」を考えた作品作りができていました。
竹山さんの受賞インタビューはこちら
Thinker賞
長田 佳晃さん
スクラッチで戦闘機シューティングゲームを作成した長田さん。積極的に自分の思い描いた動きを、プログラミングで再現するにはどうしたらよいかを考えることができていました。発表した作品ではクラウド変数を利用したり、空に昇っていくにつれて背景の動きを変える等、戦闘機なども全て自分で作り、こだわりの詰まった作品になりました。
長田さんの受賞インタビューはこちら
Engineer賞
伊丹 聖勝 さん
UnityでOSの再現を作成した伊丹さん。PC立ち上げの画面から、パスワード入力画面、デスクトップにファイルを作成するなど、細部までこだわっていました。ゲームという枠にとらわれないアイディアで、とても興味深い作品になりました。
伊丹さんの受賞インタビューはこちら
Solver賞
神垣匡伸さん
Unityでジャンプアクションゲームを作った神垣さん。見た目やジャンプの動きなど、販売されているゲームさながらの完成度の高い作品でした。発表はスライドの様々な機能を使い、惹きつける見せ方をしていました。
神垣さんの受賞インタビューはこちら
総合賞
川口 櫻将さん
Unityでシューティングゲームを作った川口さん。武器やエフェクトも自分で作り、メーターを変数で表現する等スクラッチならではの機能を、枠にとらわれることなく多角的に捉え、プログラミングすることができました。発表もPowerPointやGoogleスライドではなくスクラッチで発表するというアイディアもとても素晴らしかったです。
川口さんの受賞インタビューはこちら
発表会を終えて
受賞の皆さんおめでとうございます。発表会だけではなく、日頃の授業にも真摯に取り組んだ結果だと思います。
受賞者以外の作品も素敵な作品ばかりで、素晴らしい発表会となりました。
今後も発表会は開催予定です。次回の発表会もお楽しみに。
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株式会社Knocknote代表取締役。大学卒業後不動産営業に従事した後、ITの重要性を強く感じエンジニアへ転職。ソーシャルゲーム開発、スマホアプリやPepperアプリの企画及び開発、高校でのプログラミング講師などの業務に携わる。2017年1月に創業。現在はプログラミング教育事業、システム開発事業を展開。今後は海外向けの教育事業をさらに拡大させていく事が目標。著書:『作って学べるUnity超入門』(技術評論者)