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プログラミング教育新聞 2025年9月号|TETRA UP

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🚀今月のTETRA UPニュース

今年も発表会開催決定!

TETRA UPでは、今年も恒例のプログラミング発表会を開催する運びとなりました!

昨年の発表会では、生徒の皆さんが一年間取り組んできた学習の成果を存分に披露し、創意工夫あふれる作品が会場を盛り上げました。
Scratchによるオリジナルゲームやロボットプログラミングによる自動制御システム、Unityの高クオリティなゲームなどなど、たくさんのプロジェクトが発表されました。

昨年の様子はこちら

今年は昨年以上に充実した内容をお届けする予定です。新たに導入したRobloxコースの生徒作品も初披露となり、より幅広いプログラミング分野での学習成果をご覧いただけます。

📰 プログラミング教育TOPICS

2-1. 秋から始める!プログラミング学習の新習慣


夏休みが終わり、新学期がスタートしました。長期休暇明けは生活リズムを整え直す大切な時期です。この機会に、プログラミング学習においても新しい習慣を身につけてみませんか?

夏休み明けの学習リズム作り

夏休み中は自由な時間が多く、学習のペースも不規則になりがちです。9月からは学校生活のリズムに合わせて、プログラミング学習の時間も規則正しく設定することが重要です。

おすすめの学習スケジュール

•平日: 学校の宿題後、30分〜1時間の集中学習

•週末: まとまった時間を使って、じっくりとプロジェクト制作

•月1回: 学習の振り返りと次月の目標設定

重要なのは「毎日少しずつでも継続する」ことです。プログラミングは積み重ねの学習なので、短時間でも定期的に触れることで着実にスキルが向上します。

集中力を高める学習環境の整え方

秋は気候も安定し、集中して学習に取り組むのに最適な季節です。学習環境を見直して、より効果的な学習ができるよう工夫してみましょう。

物理的環境の整備

•デスク周りの整理整頓(不要なものは片付ける)

•適切な照明の確保(目に優しい明るさ)

•椅子の高さ調整(正しい姿勢を保てる設定)

•室温の調整(集中しやすい22〜24度程度)

デジタル環境の最適化

•学習に不要なアプリケーションの終了

•通知機能の一時停止

•必要なソフトウェアの事前準備

•バックアップの習慣化

秋の夜長を活用した学習計画

秋は日が短くなり、自然と室内で過ごす時間が増えます。この「秋の夜長」を有効活用して、プログラミングスキルを大幅に向上させるチャンスです。

夜間学習のメリット

•静かな環境で集中しやすい

•一日の疲れで創造性が高まることがある

•翌日への準備として達成感を得られる

注意点

•就寝時間を遅らせすぎない

•ブルーライト対策を行う

•適度な休憩を取り入れる

秋からの新習慣作りは、年末の発表会に向けた重要な準備期間でもあります。無理のない範囲で、着実にスキルアップを図っていきましょう。

2-2. 世界のプログラミング教育事情

日本でプログラミング教育が注目される中、世界各国ではどのような取り組みが行われているのでしょうか。先進的な事例を参考に、より効果的な学習方法を考えてみましょう。

フィンランド・エストニアの先進事例

フィンランドは教育先進国として知られ、プログラミング教育においても独自のアプローチを取っています。同国では2016年から小学校1年生からプログラミング教育を開始しており、「現象ベース学習」という手法を採用しています。

これは、実際の社会問題や身近な課題を題材にして、その解決過程でプログラミングスキルを身につける方法です。例えば、「学校の給食の食べ残しを減らすには?」という課題に対して、データ収集アプリを作成したり、啓発ゲームを開発したりします。

エストニアは「デジタル先進国」として有名で、国民の99%がデジタルIDを持つ高度なIT社会を実現しています。同国では2012年から小学校でプログラミング教育を開始し、現在では幼稚園から高校まで一貫したカリキュラムが整備されています。

特徴的なのは、プログラミングを「第二言語」として位置づけていることです。英語と同じように、将来必要不可欠なコミュニケーションツールとして捉え、段階的に習得していく仕組みが構築されています。

アジア諸国の取り組み

シンガポールでは、2017年から「Code for Fun」プログラムを開始し、小学校高学年から中学生を対象にプログラミング教育を実施しています。同国の特徴は、産業界との連携が非常に密接なことです。

実際の企業が抱える課題を教材として活用し、生徒たちが現実的な問題解決に取り組みます。また、優秀な生徒には企業でのインターンシップ機会も提供され、早期からキャリア意識を育成しています。

韓国では、2018年から中学校でプログラミング教育が必修化されました。同国の特徴は、ゲーム開発に特化した教育プログラムが充実していることです。K-POPやゲーム産業が盛んな文化的背景を活かし、エンターテインメント分野でのプログラミング活用を重視しています。

日本との比較・学べるポイント

これらの国々と比較すると、日本のプログラミング教育にはいくつかの特徴があります。

日本の強み

•きめ細かい指導体制

•協調性を重視した学習環境

•品質への高いこだわり

学べるポイント

•実社会との連携強化: 企業や地域社会との協力をより深める

•早期からの体系的教育: 幼児期からの段階的なカリキュラム整備

•文化的特色の活用: 日本の強みであるアニメ・ゲーム文化の教育への活用

•国際的な視野: グローバルな課題解決を意識した教材開発

世界各国の事例を参考にしながら、日本独自の強みを活かしたプログラミング教育を発展させていくことが重要です。TETRA UPでも、これらの知見を取り入れながら、より効果的な教育プログラムの開発に取り組んでいます。


「うちの子にもできるかな?」と思ったら、まずはお気軽にご相談ください。



👨‍👩‍👧 保護者向けコラム

子どもの『やる気スイッチ』を見つける方法

プログラミング学習において、技術的なスキルと同じくらい重要なのが「学習への意欲」です。しかし、子どものやる気を引き出すのは簡単ではありません。今回は、お子さんの「やる気スイッチ」を見つけ、持続的な学習意欲を育てる方法についてお話しします。

個性に合わせたモチベーション管理

子どもたちは一人ひとり異なる個性を持っており、やる気を引き出すアプローチも様々です。まずは、お子さんがどのようなタイプなのかを観察してみましょう。

競争型タイプ 他の人と競うことでやる気が出るお子さんには、適度な競争要素を取り入れることが効果的です。プログラミングコンテストへの参加や、友達との作品比較などが良い刺激になります。

探究型タイプ 「なぜ?」「どうして?」という疑問を持ちやすいお子さんには、深く掘り下げる機会を提供しましょう。プログラムの仕組みを詳しく説明したり、関連する技術について調べる時間を作ったりすることが重要です。

創作型タイプ 自分のアイデアを形にすることに喜びを感じるお子さんには、自由度の高いプロジェクトを与えることが効果的です。テーマを決めて、自分なりの作品を作らせてあげましょう。

協調型タイプ みんなで一緒に取り組むことを好むお子さんには、グループプロジェクトやペアプログラミングの機会を作ることが大切です。

褒め方・励まし方のコツ

適切な褒め方は、子どものやる気を大きく左右します。効果的な褒め方のポイントをご紹介します。

プロセスを褒める 結果だけでなく、努力の過程を認めることが重要です。

•❌「すごいプログラムができたね!」

•⭕「エラーが出ても諦めずに調べて解決したのが素晴らしいね!」

具体的に褒める 漠然とした褒め言葉よりも、具体的な行動や成長を指摘しましょう。

•❌「頑張ったね!」

•⭕「昨日よりもタイピングが早くなったね。毎日練習した成果だね!」

成長を褒める 他の子との比較ではなく、お子さん自身の成長に注目しましょう。

•❌「○○ちゃんよりも上手にできたね!」

•⭕「先月は難しいと言っていた関数が、今では自分で書けるようになったね!」

挑戦を褒める 失敗を恐れずに新しいことに挑戦する姿勢を評価しましょう。

•⭕「難しい課題に挑戦する勇気があって立派だよ!」

挫折した時のサポート方法

プログラミング学習では、エラーやバグに遭遇することが日常茶飯事です。お子さんが挫折しそうになった時のサポート方法をご紹介します。

感情を受け止める まずは、お子さんの「難しい」「わからない」という気持ちを否定せずに受け止めましょう。

•「そうか、難しく感じるんだね。どの部分が特に困っているの?」

一緒に考える すぐに答えを教えるのではなく、一緒に問題を整理することから始めましょう。

•「まず、何をしたかったんだっけ?」

•「どこまではうまくいったの?」

小さな成功体験を作る 大きな問題を小さな部分に分けて、一つずつクリアしていく達成感を味わわせましょう。

休憩の重要性を伝える 煮詰まった時は、一度離れることも大切だと教えましょう。散歩や別の活動をした後に戻ると、新しいアイデアが浮かぶことがあります。

失敗の価値を伝える エラーやバグは「学習の機会」であることを伝え、失敗を恐れない姿勢を育てましょう。

長期的な視点での関わり方

やる気スイッチは一度見つければ終わりではありません。成長とともに変化していくものです。定期的にお子さんの様子を観察し、新しい興味や関心に合わせてアプローチを調整していくことが大切です。

また、プログラミング学習は長期的な取り組みです。短期的な成果に一喜一憂せず、お子さんのペースを尊重しながら、継続的にサポートしていきましょう。

最も重要なのは、保護者の皆さんがお子さんの学習に関心を持ち続けることです。技術的な内容がわからなくても、お子さんの話を聞き、努力を認め、一緒に喜ぶことで、大きな支えとなります。

📌お子さまに合ったレッスンをお探しの方は…



😌TETRA UP講師の想いーPart9 発表会への想い・子どもたちの成長を見守って

吉田先生

発表会は、子どもたちにとって“これまでの成果を発表する場”であると同時に、普段の授業では味わえない特別な緊張感や達成感を感じられる貴重な時間です。一人ひとりが、自分で考え、悩み、時には失敗しながらも挑戦を続けてきた日々。その集大成を、たくさんの人の前で発表する――その経験は、子どもたちにとって大きな自信となり、次の成長への一歩につながります。

私たち講師は、子どもたち一人ひとりが主役となるこの瞬間を心から応援し、見守っています。作品や発表の内容はもちろん大切ですが、何よりも「自分の言葉で伝える」「自分のアイデアを形にする」その過程こそが、何ものにも代えがたい価値だと感じています。

発表会本番までの準備期間、子どもたちはより一層の努力と工夫を重ねていくことと思います。その中で困ったり、悩んだりする場面も出てくるかもしれませんが、私たちは寄り添い、励まし、ともに成長を喜ぶ存在でありたいと願っています。

発表会が子どもたちにとって「やってよかった!」と思える、かけがえのない思い出となるよう、精一杯サポートしてまいります。保護者の皆さまにも、ぜひお子さまの成長やチャレンジの様子をあたたかく見守っていただけたら幸いです。

📌お子さまの様子に合わせたレッスンをご希望の方は…



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