【夏休み】自由研究のまとめ方
コラム小学校・中学校の夏休みに毎年ある自由研究。テーマ選びも苦労しますが、どのようにまとめて提出・発表しているでしょうか。
まとめが上手く書けなくて、毎年の自由研究に拒否反応を起こす人も多いのではないでしょうか。
面白そうなテーマを選んで、実験や作成の結果も上々にできたけど、まとめが上手くできない。そうなるとせっかくうまくできた自由研究の結果がどこか物足りなく伝わってしまうかもしれません。
そんな事態を避けるべく、今回は自由研究のまとめ方をテーマ別にまとめてみました。
はじめに
テーマ別のまとめ方に入る前に、まとめる際に重要なことをお伝えします。
いきなり書き始めない
思いついたことをどんどん書いていくと、矛盾が生じたり足りない部分が出てきたりするので、まずは下書きで流れや内容を書き出してみましょう。
まとめるもの選び
まとめを書くもの(媒体)は模造紙、ノート、スケッチブックなど様々です。
テーマ別に適した媒体を選ぶと、より見やすく、完成度の高い自由研究のまとめができます。
筆者は小学生の頃毎年、母が用意したA0サイズくらいの模造紙に自由研究のまとめを書いていましたが、内容は大したことが無くても高評価を得ていた記憶があるので媒体選びは重要だと考えます。
見やすく書く
当たり前のことですが見やすく書くことは大事で、完成度が大きく変わります。
テーマに適した媒体を使っても、いざ書き終わると、構図がぐちゃぐちゃになっていたり、余白が大きくできてしまったりとなることは意外とあります。
下書きを終えて正書する前に文字の大きさや写真・図の位置などを確認しましょう。
それではテーマ別にまとめていきます。
工作
工作テーマのまとめ方です。実際に作成したものだけではなく、まとめも提出するとより完成度が高くなります。
以下の順番でまとめていきます。
・タイトル/名前
・作るもの
・作ろうと思ったきっかけ
・工作に使ったもの
・工夫したところ/苦労したところ
・(あれば)参考にしたウェブサイトなどの情報
使ったもの、作成の工程や完成したところを写真に撮っておいて、ポイントポイントでまとめに掲載しましょう。
工程を細かく書いたり、写真を掲載すると必然的にボリュームが多くなるので、ノートやスケッチブックなどめくりやすい物にまとめるといいでしょう。
実験
気になることを実験して結果をまとめます。
以下の順番でまとめていきます。
・タイトル/名前
・実験のきっかけ
・実験に使ったもの
・実験方法
・予想
・ 実験結果/わかったこと
・上手くいったところ/苦労したところ
・(あれば)参考にしたウェブサイトなどの情報
実験・研究テーマは写真ではなくイラストでも見栄えは良くなります。また実験中のデータを取っておいて、グラフなどを書くのもより完成度が高くなります。
ひと目で全体が見られる模造紙にまとめるのが良いでしょう。
観察
アサガオなどの植物やカブトムシなどの虫の観察など、観察テーマのまとめ方についてです。
・タイトル/名前
・観察のきっかけ
・観察対象/観察に使ったもの
・観察方法/観察タイミング
・ 観察結果/わかったこと
・良かったところ/苦労したところ
・(あれば)参考にしたウェブサイトなどの情報
時間毎の経過を観察する場合は情報量が多くないので、模造紙にまとめましょう。日毎の経過を観察する場合は、イラストや写真つきの日記にまとめると良いでしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
テーマ毎に最適なまとめ方で自由研究の結果を表現してみてください。
もし実験や作成結果が失敗だったとしても、失敗した原因を考え、調べ直してまとめると立派な自由研究の結果になるので、本記事を参考にまとめてみてください。
弊社開催の夏の自由研究イベントは、最後のまとめ・提出用のレポートも用意しているので悩むこと無く自由研究が進められます。
昨年度の開催の様子はこちらから。
小学校でのプログラミング必修化まであと1年を切りました。
この夏の自由研究でプログラミングを学んでおけば、必修化まで残りわずかでも間に合います!
是非この夏に、お子様の未来を豊かにするプログラミングを親子で体験してみてください。
全国放送のTV局3局の取材が入るなど大注目だった一昨年。連日満席で大盛況の内に終わった昨年。
作った作品を持ち帰れるのはもちろん、レポートの提出用紙までサポートする充実の内容となっております。
お申し込み、詳細は弊社サイトの自由研究コースをご覧ください。
ご予約がいっぱいで埋まる前にお申し込みはお早めに!
株式会社Knocknote代表取締役。大学卒業後不動産営業に従事した後、ITの重要性を強く感じエンジニアへ転職。ソーシャルゲーム開発、スマホアプリやPepperアプリの企画及び開発、高校でのプログラミング講師などの業務に携わる。2017年1月に創業。現在はプログラミング教育事業、システム開発事業を展開。今後は海外向けの教育事業をさらに拡大させていく事が目標。著書:『作って学べるUnity超入門』(技術評論者)