非エンジニアでも知らないとヤバイSQL Part4 〜INSERT句でデータを追加〜

非エンジニアでも知らないとヤバイSQL

非エンジニアでも知らないとヤバイSQL Part4 〜INSERT句でデータを追加〜

前回はWHEREでテーブルから指定した条件のデータを抽出する方法を学びましたね。
今回はテーブルにデータを追加して拡張してくれるINSERT文について学んでいきましょう。

前回までの内容が気になる方はこちらから↓

非エンジニアでも必ず押さえておくべきSQL

データの追加

 
 
前回までの内容で、このテーブルの中からデータを抽出することはできるようになりました。
 
しかし、テーブルがこれだけだと寂しいですよね。
新入社員を追加したり、変更も加えたい時もあると思います。
 
 
 
そこで出てくるのがINSERT文です。
INSERTとは「~を差し込む」「挿入する」という意味で、データを追加するために使われます。
 
[sql]INSERT INTO テーブル名 VALUES(‘データ名’,’データ名’…);[/sql]
 
INSERT文には書き方があり、上のように書きます。例によって文末の;は忘れないようにしましょう。

実際にINSERTを用いて、上のテーブルに新入社員の山本さんを追加してみます。
 
[sql]INSERT INTO t_employee VALUES(9,’山本’,23,’女’);[/sql]
 
これでこのテーブルに山本さんを追加できます。
 

 
VALUESの中で指定しているのが加えたいデータです。
 
つまり、上のINSERT文にはt_employeeというテーブルに社員ID”9”番で”山本”さんという”23”歳の”女性”社員を追加します”という意味があるんですね。

わからないデータがある時

追加したいデータがあってもわからない値があるかもしれないですよね。
 
そういうときには上のINSERT文を少し変えて
 
[sql]INSERT INTO t_employee(‘id’,’name’) VALUES(10,’尾形’);[/sql]
 
とします。これで社員ナンバーに”10”を入れて氏名に”尾形”を入れることができます。
他のnameやageの部分は空白のままになっています。

※また別の時に話すと思いますが、テーブルがNULL値を拒否してる場合はこのやり方は使えません。

複数のデータをまとめて追加したいとき

以上の方法でINSERTで追加する方法は学びました。ですがこのままではデータを一つずつしか入れることができません。
 
[sql]INSERT INTO t_employee VALUES(10,’青木’,24,’男’);
INSERT INTO t_employee VALUES(11,’横山’,23,’男’);
INSERT INTO t_employee VALUES(12,’勝田’,30,’女’);
INSERT INTO t_employee VALUES(13,’小暮’,24,’女’);
INSERT INTO t_employee VALUES(14,’小宮山’,24,’女’);
[/sql]
 

この方法でやっても追加はされてますが、少し面倒ですよね。
 
そんな時にはこんな風にしてみてください。
 
[sql]INSERT INTO t_employee VALUES
(10,’青木’,24,’男’),
(11,’横山’,23,’男’),
(12,’勝田’,30,’女’),
(13,’小暮’,24,’女’),
(14,’小宮山’,24,’女’);
[/sql]
 
このようにコンマで繋げるだけで簡単にデータを複数追加することが出来るようになります。

 

まとめ

・INSERT INTOテーブル名 VALUES(データ,データ,…)でデータを追加できる。
・複数追加したいときは「,」で省略できる。
次回はデータの内容を変更したいときに使うUPDATEと、データの削除のときに使
うDELETEについて学んでいきましょう。

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