【夏休みの宿題】中学生にもおすすめな自由研究5選
コラム中学生の自由研究は小学生に比べて、テーマや内容が複雑になると思います。
そこで、今回は中学生に向けた自由研究として、実生活に役立つようなテーマをピックアップしました。
中学生がこれから紹介する自由研究を通して、自分の世界を広げてほしいです。
家庭から支払っている税金の調査
中学生の頃は、税金を支払う機会は、消費税以外にあまりなく、普段家庭が支払っている税金への興味を持っているお子様は多くないのではないでしょうか。
しかしながら、やがて、成長し、大人になると支払われなければならなくなる税金の種類が増えていきます。
どのような中学生でも、いずれ税金を払わなければならなくなりますが、学校で税金のことを教えてくれる機会は0に近いと言っていいでしょう。
それならば、中学生という早いうちから、自分の家庭が一体どれだけのお金を国に支払っているのかを調べることによって、社会の仕組みに興味を持つようになり、自立心を育むことにつながると思います。
調べ方
中学生のお子様に家庭の支払っている税金の種類や金額を教えます。
消費税、所得税、固定資産税、自動車税などの税金を一ヶ月単位でどのくらい支払っているかを集計します。
まとめ方
税金の種類ごとに、金額と用途を一覧にまとめます。
消費税などの今後変化がある税金について、家庭の人の意見を元にお子様なりの意見をまとめてもらいます。
摩擦力の比較
ツルツルの廊下や雨で濡れたタイルの上などを歩いていると、思いもよらずに滑って転んでしまう機会があると思います。
転んで頭をう打って怪我をしてしまっては大変です。
中学生の時に、周りのどんなものがどのくらい滑るのかを知ることによって、そのような不幸を回避できます。
調べ方
木、金属、プラスチック、ガラス等の平らで曲がらない板状のものを用意します。
木片、氷、消しゴム等の、いろいろなものを板に乗せて、傾けていき、何度で滑り始めるかを計測します。
板や滑らすものは多くの種類を用意すると、より信頼性の高い厚みのある研究結果を得ることができます。
まとめ方
板の表面の様子、物体の表面の様子、物体の質量など、条件をいろいろ変えて、滑りやすさを比較します。
身の回りの、滑りやすくする工夫、滑りにくくする工夫など、摩擦力に関する技術が使われているものを自分なりに考察してみると良いでしょう。
衣服のしみの落とし方を選べる
ハンバーガーを食べていて、その肉汁が服に垂れ茶色い染みがついたり、ケチャップをつけたポテトを落としてしまい、赤い染みがついたり、ピクルスを落として、黄色い染みがついたりするなど、日常生活には多くの種類の染みの危険が潜んでいます。
そんなときに、なかなか落ちない染みを落とせることは、生きていく上で必須のスキルと言っても過言ではありません。
調べ方
木綿も布に、醤油、ケチャップ、マヨネーズ等の調味料からどれか一つを選び染みをつけます。
洗剤、石鹸水、重曹、お湯などをつけた歯ブラシで1分間布をたたいて、その布の様子を撮影します。
まとめ方
歯ブラシで叩く前と後の写真を比較します。
歯ブラシに何をつけたかで、どれくらい落ちた染みが落ちたかを、
天気を予測する
もう春になったし、最近暖かいから、半袖Tシャツでも平気だろうとたかをくくり、昼頃は日が出ていて暖っかたのに、日が落ちて夜になると、急に気温が下がり、夜道を凍えながら歩き、翌日には熱を出す。
小学生のときは、冬でも半袖、短パンで通っていて、学校の誰よりも元気だったのに、、、
そんなことが、あります。
むしろ、子供の頃に風邪を引いたことのないような人が、大人になると気温の変化に敏感になるのかもしれません。
そのため、その日の天気や気温を予測しその日にどのような服を着るかは、自身の健康を守る上で欠かせない能力です。
中学生のうちからこの能力を身につけることで、日々、健康な生活を送れることができるようになる可能性が上昇します。
調べ方
気象庁のホームページや新聞で、天気図、衛星に写っている雲の画像などをあつめます。
実際に、空の雲の形や様子などを観察し、その日の天気の情報も記録します。
また、自然現象や、生物の変化、行動から天気を予想する観天望気の例についても調べます。
例)「ツバメが低く飛んでいると、雨が降る。」
情報が集まったら、集めた日よりあとの天気を予測します。
まとめ方
予測した天気、実際の天気を比較します。
自分の予測とテレビの天気予報を比べてみるのもいいでしょう。
実際に予測があたったかどうかや、半日後、1日後、数日後、一週間後、などのいろいろな期間の天気の予測をして、どれがどのくらい当たったかを比較してまとめましょう。
プログラミング
プログラミングの自由研究ってなに?どういうこと?って思われるかもしれませんね。
プログラミングといえば、2020年に小学校での教育が必修化となることで話題です。
また、近年の子ども達の将来の夢として「プログラマー」や「エンジニア」が人気の職業としてあがっていますね。
プログラミングの研究ってとても難しそうに思うかもしれませんが、まったくやったことがなくても、何か少しコードを書いてゲームを作ったり、ロボットを作ってみると今まで当たり前に動いていた身の回りの家電やロボット、ゲームがどうして動くのかを知ることができます。
センサーとモーターを使って、簡単な自動運転の車を作ってみたりすると、壁に近づくと自動で止まって向きを変えるお掃除ロボットの仕組みもなんとなくイメージできるようになるでしょう。
そういったことをレポートにまとめるだけで、他のお友だちから一目置かれる自由研究となるでしょう。
それに加えて、プログラミングでできることを調べてまとめると、お子さんにとっても知らなかったプログラミングの世界の広さを実感する機会となり、夢も大きく広がるのではないでしょうか。
TETRA UPが毎年開催する「プログラミングを使った自由研究」では、プログラミングが初めてのお子さんでも丁寧にサポートします。
是非この夏に、お子様の未来を豊かにするプログラミングを親子で体験してみてください。
全国放送のTV局3局の取材が入るなど大注目だった一昨年。連日満席で大盛況の内に終わった昨年。
作った作品を持ち帰れるのはもちろん、レポートの提出用紙までサポートする充実の内容となっております。
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株式会社Knocknote代表取締役。大学卒業後不動産営業に従事した後、ITの重要性を強く感じエンジニアへ転職。ソーシャルゲーム開発、スマホアプリやPepperアプリの企画及び開発、高校でのプログラミング講師などの業務に携わる。2017年1月に創業。現在はプログラミング教育事業、システム開発事業を展開。今後は海外向けの教育事業をさらに拡大させていく事が目標。著書:『作って学べるUnity超入門』(技術評論者)