【徹底解説】赤ちゃんの習い事はいつから ? 効果はあるの?
コラム赤ちゃんに習い事をさせるのは今や常識です。
しかし、お母さん、お父さん、こんな疑問はありませんか?
そこでこの記事では、元幼稚園教諭でもある私が、赤ちゃんの習い事に関する疑問を徹底解説し、赤ちゃんの習い事に不安を抱いている方の悩みを解決します。
今まで知らなかった、赤ちゃんに習い事をさせる意味や、具体的な赤ちゃん向けの習い事を数分で知ることが出来ます。
子育てのお役に立てれば幸いです。
赤ちゃんに習い事は必要?習い事の効果は?
赤ちゃんに習い事をさせるのは早すぎると思われる方は多いと思います。
しかし結論から言うと、赤ちゃんこそ習い事をした方がいいでしょう。
3歳までが脳の黄金期
脳の黄金期は、3歳までと言われています。黄金期というのは脳が最も発達する期間のことで、この期間の脳の発達がその後の脳に大きな影響を与えます。これには、「シナプス」と呼ばれる脳の神経と神経のつなぎ目を果たす部分と関係しています。3歳までに脳をたくさん刺激すると「シナプス」の数を増やすことができます。シナプスの数が多いと、神経回路の結びつきが強まり、多くの情報が早く伝わるため、決断力や手足の器用さの向上に大きな影響を与えます。つまり、3歳までの赤ちゃんの時期に習い事をさせて脳を刺激することは今後の脳の発達に大きなメリットをもたらすということです。
赤ちゃんの習い事は脳を刺激するため
先述した通り、3歳までに脳をたくさん刺激することが大切です。そのためには赤ちゃんにたくさんの愛情を伝えることや、赤ちゃんの五感へたくさん働きかけるということが必要になってきます。
日常生活では、赤ちゃんの五感に刺激を与えることに限りができてしまいます。習い事を通してでしか得られない五感への刺激が赤ちゃんの脳に良い効果をもたらします。さらに、習い事でのスキンシップを通すことで、普段では伝えきれない愛情を赤ちゃんにしっかり伝えることが出来ます。親の愛情を赤ちゃんに伝えることは、子育ての基本です。
赤ちゃんの習い事はいつから始めるべき?
「赤ちゃんから習い事をした方がいいのは分かったけど、いつから始めればいいの?」そう思う方も多いと思います。
結論から言うと、赤ちゃんの習い事は出来る限り早い方がいいです。もちろん、赤ちゃんの安全第一ですから無理はいけませんし、それぞれの習い事によって始められる年齢は異なるので、調べてみて、なるべく早い参加をおすすめします。
考えてみて下さい、3年という期間の短さを。3年なんてあっという間に過ぎてしまいます。その短い期間に、出来る限りの親の愛情を赤ちゃんに伝え、出来る限り赤ちゃんの五感を刺激しなくてはならないのです。
ですから、赤ちゃんの習い事は早ければ早いほど、赤ちゃんの脳がたくさんの刺激を受けて良いということです。
赤ちゃん向けの習い事って何があるの?赤ちゃんにおすすめの習い事7選
ベビースイミング
ベビースイミングとは、赤ちゃんとお母さんorお父さんが一緒にプールに入り、水の中で身体を動かして運動をします。スイミングと聞くと、本格的な泳ぎをイメージして今いますが、ベビースイミングはおもちゃや手遊び歌、滑り台などの遊具を用いて遊び、楽しみながら水と親しむことを目的とします。
【ベビースイミングの効果】
赤ちゃんの頃から水に慣れておくことで、子供が成長してから水が怖いと感じてしまうことを防ぎます。また、水中で遊ぶため心肺機能の発達も期待できますし、全身運動となるので、全身の運動機能の発達も期待できます。
ベビーサイン
ベビーサインとはまだ上手く話すことができない赤ちゃんと、簡単な手話やジェスチャーでお話しする教育法です。
【ベビーサインの効果】
ベビーサインを通して、声でお話しできるようになる前にたくさんの概念を理解しているので、語彙が豊富になり、その語彙を会話の中で使いこなす能力が育まれるので、話し言葉が発達します。
ベビーマッサージ
ベビーマッサージとはお母さんやお父さんが赤ちゃんに触れるスキンシップの一つです。内容としては、赤ちゃんのマッサージの仕方を教えてもらいます。手遊びなどのちょっとした遊びも交えて教えてくれる所が多いので、赤ちゃんとのコミュニケーションの幅も広がります。
【ベビーマッサージの効果】
お母さん、お父さんが赤ちゃんに直接触れて、マッサージをするので、特に親の愛情が赤ちゃんに伝わります。
リトミック
リトミックとは、音楽に合わせて体操や手遊びをしたり、自由に楽器を鳴らしたりすることによって、音感やリズム感を養う音楽教育法です。
【リトミックの効果】
音を聞いて身体を動かすので聴覚、触覚にたくさんの刺激を与え、音感やリズム感を育みます。親子で一緒に行いコミュニケーションを取ることによって、親の愛情が赤ちゃんに伝わり、赤ちゃんにとても良い影響があります。また、グループレッスンによって、社会性や協調性も育まれます。
ベビーヨガ
ベビーヨガとはベビーマッサージと同じように、赤ちゃんとのスキンシップの時間が取れます。赤ちゃんがお母さん、お父さんと一緒になってポーズをとります。
【ベビーヨガの効果】
赤ちゃんを抱っこしたり背中に乗せたりしてポーズを取るので、親の愛情がたくさん赤ちゃんに伝わります。小さな時からベビーヨガをしていると運動機能や集中力の向上や情緒安定などが期待できるようです。
英語教室
赤ちゃんの頃から英語に親しみ、自然と英語を習得することを目的としています。レッスン内容は英語の歌はもちろん、手遊びや英語の絵本の読み聞かせといったアクティブな事を親子で行い、英語の習得を目指します。
【英語教室の効果】
英語特有の発音やリズムを自然と身につけられるといった効果があります。会話は頭が柔軟な時期から始めると発音などの理解・吸収が良いので、早いうちに始めるのが良いと思います。しかし、早すぎる英会話は母国語の習得が遅れたり、2か国語共倒れになったりするという意見もあるようなので、注意が必要です。
幼児教室
幼児教室とは、工作や手遊び歌、体操など、様々な遊びを通して赤ちゃんの能力を引き出す教室のことです。同時にお母さん、お父さんが育児のノウハウの学ぶ場所でもあります。教室によってすることが違うところもポイントです。
【幼児教室の効果】
遊びを通して赤ちゃんの五感を刺激し、思考力や想像力といった大事な能力を育ます。手先の器用さや運動能力向上にも期待ができます。
3歳から始められるプログラミングの習い事
弊社ではプログラミングスクールを運営しています。プログラミングというと、難しいイメージがあると思いますが、3歳から始められるプログラミングの習い事があります。
実際にパソコンでプログラミングをするというようなことではなく、プログラミング玩具を用いて論理的な思考力を養います。
まとめ
赤ちゃんの習い事は必要で、習い事の効果は赤ちゃんにより愛情を伝えたり、赤ちゃんの五感を刺激するためです。赤ちゃんの習い事は赤ちゃんの安全を第一として、出来るだけ早いほうが良いです。赤ちゃん向けの習い事にはベビースイミング、ベビーサイン、ベビーマッサージ、リトミック、ベビーヨガ、英語教室、幼児教室といったものがあります。
国内外の幼児~小学校教育に携わり、現在子ども向けプログラミング講師として従事。
ただプログラミングを教えるだけではなく、子ども1人1人と保護者、そして教室と相互に関わり合い成長していけるように日々取り組んでいます!