もう迷わない!Scratchの次におすすめのプログラミング言語と成功する学び方5ステップ
コラム
最近では、小学校でも取り入れられているビジュアルプログラミング「Scratch(スクラッチ)」や大人気の「教育版MineCraft」。楽しくプログラミングの考え方を学べる反面、「そろそろ次のステップへ…」と考える保護者の方も多いのではないでしょうか。
本記事では、小学校高学年を中心としたビジュアルプログラミング卒業後のプログラミング学習について、どんな言語から始めるべきか、どのように進めればスムーズに移行できるのかを解説します。
目次
ビジュアルプログラミングのメリットと限界
ScratchやMineCraftは、子どもたちが初めてプログラミングに触れる際に最適なツールとして、多くの小学校や学習教室で使われています。ブロックを組み合わせるだけで直感的に操作できるため、学びやすさが魅力です。ただし、続けていく中で「3Dゲームを作りたい」「アプリゲームを作りたい」という興味が芽生えてくることも。
ここでは、ビジュアルプログラミングの「メリット」と、ステップアップのタイミングを見極めるために知っておきたい「限界」について整理しましょう。
ビジュアルプログラミングのメリット
・ブロックをつなぐだけで簡単に動く
・試行錯誤や創造性が育まれる
・ゲーム作りなどの体験が楽しい
限界もある
・本格的な「コードを書く」体験がない
・文法や構文の理解が進みにくい
・実用的なアプリやWeb制作は出来ない
コードプログラミングに移行する理由
ビジュアルプログラミングで土台ができた子どもたちは、次のステップとして「コードを書くプログラミング」へ進むことで、より深い理解と表現力を手にすることができます。
「なんとなく動かす」から「自分で考えて作る」へステップアップするために、なぜコードプログラミングへの移行が重要なのか、その背景とメリットをご紹介します。
- 中学以降の学習への備え(PythonやHTMLなどの扱いが始まる学校も)
- 将来のIT・プログラミングスキルに直結
- より自由度の高い作品づくりが可能に
小学生におすすめのプログラミング言語3選
では、具体的に小学生がコードでプログラミングを始めるなら、どの言語を選べばよいのでしょうか?大人向けの言語も多く存在しますが、子どもにはやさしく、興味を持ちやすい言語からスタートすることが大切です。
ここでは、ビジュアルプログラミング経験者にぴったりのプログラミング言語を3つ厳選してご紹介します。
🐍Python(パイソン)
・文法がやさしく、初心者に最適
・AIやゲームなど、応用範囲が広い
・Scratchと似た「考え方」が通じる
🌐JavaScript(ジャバスクリプト)
・Webページやゲーム作りに適している
・ブラウザで簡単に実行できる
・デザインや動きにも興味がある子にぴったり
📄HTML/CSS
・Webページの見た目を作れる言語
・文字や色、写真の配置などを自分でカスタマイズできる
移行を成功させるためのステップ
「いきなりコードを始めるのは不安…」という声も多くありますが、段階的に進めていけば心配いりません。
ビジュアルプログラミングで身につけた力を活かしながら、少しずつコードに慣れていくことがポイントです。
ステップ1:Scratchで「考え方」を復習
例:「繰り返し」「条件分岐」「座標」など
ステップ2:タイピング練習を少しずつ始める
→ 無理なくキーボード操作に慣れることが大切
ステップ3:遊び感覚でできるコード教材に取り組む
→ 例:Pythonで「カメが動く」簡単なコード(Turtleモジュール)
ステップ4:短いコード→少し長いプロジェクトへステップアップ
→ 成功体験を積み重ねるのが最大のカギ
よくある質問
Q. うちの子はタイピングが苦手ですが大丈夫?
A.少しずつタイピング力を伸ばせば問題ありません。TETRA UPでは、ビジュアルプログラミングの段階から授業前に少しタイピングをする時間を設けています。
Q. 家でも学べますか?
A. オンライン教材や無料のツール(Google Colab、MakeCodeなど)を使えば、自宅学習も可能です。
Youtubeや書籍でも子供向けのものが複数あるので、まずは自宅で親子で一緒に初めてみることをおすすめします。
Lessonごとに丁寧に解説しているYoutube動画や…
ゲームを作りながら楽しくPythonを学ぶ書籍
まとめ
ビジュアルプログラミング「Scratch」で楽しみながら基礎を学んだお子さんには、次のステップとしてPythonやJavaScriptなどのコードプログラミングがとてもおすすめです。
「難しそう」と感じるかもしれませんが、ステップをしっかり踏めば、小学生でも楽しく習得できます!
「どの教材を使えばいい?」「移行のサポート方法は?」と悩まれる場合は、プログラミングスクールの体験授業などを利用するのも一つの方法です。
TETRA UPでは、個別指導でその子に合ったレベルのレッスンを提供しています。
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国内外の幼児~小学校教育に携わり、現在子ども向けプログラミング講師として従事。
ただプログラミングを教えるだけではなく、子ども1人1人と保護者、そして教室と相互に関わり合い成長していけるように日々取り組んでいます!