【Scratch】えんざんブロックのいみ
コラム
こんかいは えんざんのブロックのいみを ひとつずつ 見ていきましょう。
そのまえに スクラッチのとくちょうとして
ブロックエリアにある ブロックをクリックすると、 そのブロックのうごきを じっさいにやってくれる きのうがあります。
たとえば「うごき」の「10ほうごかす」をクリックするとねこがすこしずつうごいてくれます。
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このきのうをつかって えんざんのブロックのいみを かくにんしていきます。
えんざんブロックのいみ
まずは カテゴリの 「えんざん」を クリックしましょう。
「えんざん」とは 「けいさんをする」ことを むずかしくした ことばです。
ことばのとおり このカテゴリには けいさんにかんけいした ブロックが あつまっています。
たす・ひく・かける・わる
いちばんうえから
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とありますが、これは「けいさんしき」につかうものです。
+ たす
- ひく
* かける
/ わる
のいみです。
じっさいに たしかめてみます。
まずはブロックをだします。
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「『3』+『2』」すうじをいれてみましょう。
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そしてそれをクリックしてみます。
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すると「5」とふきだしでしゃべります。
ほかのブロックでもおなじことができます。たしかめてみてください。
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〇から〇までのらんすう
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は ひだりのすうじから みぎのすうじの なかから ランダムで すうじを えらんでくれます。
このがぞうでは 1・2・3・4・5・6・7・8・9・10のなかから ランダムですうじを えらんでくれるものです。
クリックすると、いろんなすうじをしゃべってくれます。
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ばしょをランダムにしたいときやすうじをランダムにしたいときによくつかいます。
ふとうごう・とうごう
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とあります。
いちばんしたはみたことあるひとがおおいとおもいます。
これら3つはみぎとひだりのすうじをくらべるものです。
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はひだりがおおきく くちを あけています。
ですので、すうじをおくときは「おおきい > ちいさい」となります。
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はみぎがおおきくくちをあけています。
ですので、すうじをおくときは「ちいさい < おおきい」となります。
この2つのきごうは ふとうごう といいます。
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はみぎひだりがおなじときにつかいます。
よく「3+2=5」などに「=」がつかわれます。
これは「3+2」と「5」がおなじすうじということです。
このきごうは とうごう といいます。
かつ・または・ではない
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は、 「もし〜なら」などの あいだに はさむときに べんりにつかえます。
たとえば、マウスのポインターにふれた と マウスがおされた をいっしょに つかいたいときは
「かつ」をつかうと、 「マウスのポインターにふれた『かつ』マウスがおされた」
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となります。
そのほかのブロック
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ほかのブロックは すうじをよくいれますが、 これらは 「もじ」のために つかうブロックです。
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はけいさんしきとおなじようにつかえます。
それぞれすうじをいれるとわかりやすくなります。
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たとえば、「『10』を『3』でわったあまり」にしてみましょう。
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クリックすると「1」としゃべりました。
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これは10÷3=3あまり1なので、1とだけしゃべります。
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「ししゃごにゅう」ということばをしっていますか?
「ししゃごにゅう」とはかんじでこうかきます。「四捨五入」
すうじがはいっています。4と5です。
これらのいみは4をすてて、5をいれるということばです。
1,2,3,4はすてて、5,6,7,8,9のすうじはくりあげます。
これは『0.5』などのすうじをいれるとわかりやすいです。
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「『0.5』をししゃごにゅう」にしてクリックすると、「1」としゃべります。
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0.6,0.7,0.8,0.9もおなじように「1」としゃべります。
「『0.1』をししゃごにゅう」にしてクリックすると、「0」としゃべります。
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0.1,0.2,0.3,0.4もおなじように「0」としゃべります。
◯のぜったいち
これは-(マイナス)のついているかずを-(マイナス)のぬいたかずをひょうじしてくれます。
「『-10』のぜったいち」にしてクリックすると「10」としゃべります。
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ぜったいちのほかに
「きりさげ」「きりあげ」「へいほうこん」「sin」「cos」「tan」「asin」「acos」「atan」「In」「log」「e^」「10^」
とはいっていますがすうがくのむずかしいぶぶんなので、こんかいはせつめいしません。
これらがえんざんのブロックのいみです。
いままでつくったものにくわえて、アレンジできます。
ぜひちょうせんしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はScratchの「演算ブロックの意味」をご紹介しました。
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株式会社Knocknote代表取締役。大学卒業後不動産営業に従事した後、ITの重要性を強く感じエンジニアへ転職。ソーシャルゲーム開発、スマホアプリやPepperアプリの企画及び開発、高校でのプログラミング講師などの業務に携わる。2017年1月に創業。現在はプログラミング教育事業、システム開発事業を展開。今後は海外向けの教育事業をさらに拡大させていく事が目標。著書:『作って学べるUnity超入門』(技術評論者)