【WordPress】Gutenbergで「更新に失敗しました」の対処法
コラム突然ですが、みなさんはWordpressで記事を更新・公開する時に、
「更新に失敗しました」
というエラー表示に見舞われたことがありませんか?
実は筆者はWordpressを多用していますが、
別のサイトのWordpressにおいても何度もこのエラーに遭遇したことがあります。
この表示が出る仕組みにはいくつかの要因が考えられます。
こんな時に筆者が試した対処法をまとめてみました。
まずはリロードしてみよう
記事をたくさん書いた後にリロードするのはなるべく避けたいですし、面倒ですよね…。
しかしこの状況に陥ってしまった場合、まず一番最初に試せる簡単な操作がリロードです。
記事の内容は一度ローカルにコピペして保存した後、リロードをしてみてください。
運が良ければこの操作だけで直ります。
また普通のリロード(Windows:F5、Mac:Command + R)で直らなかった方は、
スーパーリロード(Windows:Shift + F5、Mac:Command + Shift + R)も試してみてください。
この操作は、ブラウザに残っているページのキャッシュを削除してくれます。
どちらも行っても直らない方は次の要因をご覧ください。
要因① プラグインとの相性
タイトルにもあるWordpressの新しいエディター「Gutenberg(グーテンベルク)」では、
プラグインとの相性によって不具合が多数報告されています。
特に注意したいのは、近年更新が確認されていないプラグインです。
今回のエラーで、不具合が確認されているプラグインは使用されている方も多いであろう「TinyMCE」です。
TinyMCEを有効化している方は、一度停止してから再度確認してみてください。
それ以外のプラグインも、一度停止してみて確認することをオススメします。
要因② エディターとの相性
先程紹介したグーテンベルクですが、こちらはプラグイン以外でも色々な不具合が確認されています。
今回も例外ではなく、筆者が実際にこのエラーに遭遇した際にエディターを以前のバージョンの「Classic Editor」に戻したところ、エラーが消えました。
プラグイン > 新規追加 > Classic Editor を有効化してみてください。
エディターを元に戻すと、エラーが消えたという場合が一番多いそうです。
要因③ PHPやMySQLのバージョンの相性
プラグイン等を見直しても直らない…という方は、
サーバーのPHPやMySQLのバージョンを確認してみましょう。
2019年6月現在のWordpressの推奨環境は、
PHP:バージョン7.3以上、MySQL:バージョン5.6以上になっています。
それ以下の方は、バージョンの更新をしてからもう一度確認してみましょう。
以上を全て試してもダメな時にすること
上記のことを全て試しても直らない…なんて方もまだ絶望しないでください。
WordPressでどのようなエラーが出てもほぼ共通して試すべきことをまとめてみました。
- キャッシュを全て削除
- プラグインを全て停止(①で行っていればOK)
- 検証ツールでエラーの確認をして、エラーをなくす
- 該当するドメインのクッキーを全て削除する
キャッシュが悪さをしていることはよくあります。
必要なファイル等を消さないよう注意を払いながら実践してください。
まとめ
以上が「更新に失敗しました」というエラーが出た時に試すべき対処法まとめでした。
少し手間はかかりますがこのエラーが出てしまった場合、管理画面を何もいじれなくもなってしまったも同然になるかと思います。
焦らず、一つ一つ試すことを推奨いたします。
困り果てているあなたへ、どれかの方法が役に立つことをお祈りしています。
株式会社Knocknote代表取締役。大学卒業後不動産営業に従事した後、ITの重要性を強く感じエンジニアへ転職。ソーシャルゲーム開発、スマホアプリやPepperアプリの企画及び開発、高校でのプログラミング講師などの業務に携わる。2017年1月に創業。現在はプログラミング教育事業、システム開発事業を展開。今後は海外向けの教育事業をさらに拡大させていく事が目標。著書:『作って学べるUnity超入門』(技術評論者)