ウェブサイトの仕組みを知る! html編 其の2

[ウェブサイトの仕組みを知る!]
html編 其の1 : ウェブサイトの仕組みを知る! html編 其の1
css編 其の1 : ウェブサイトの仕組みを知る! css編 其の1


htmlとは、以前述べたとおり、webページを記述するためのマークアップ言語と呼ばれるものです。
言語、というだけあって、htmlにも文法が存在します。

文法あってこそです

そもそもhtmlとは、W3C(World Wide Web Consortium)という団体によって作成されたものであり、その文法に関しても同様に、W3Cによって定義されています。

「文法」と聞くと、学生時代に英語の文法を勉強していたのを思い出しますよね。
日本語には日本語の文法、英語には英語の文法、はたまたスペイン語にはスペイン語の文法が存在するわけで、htmlも同様に、定められた文法に則って記述していくわけです。

では全てのwebサイトが正しい文法のhtmlで記述されているのかというと、実はそうでもありません。
無数に存在するwebサイトの中で、W3Cが定める文法をキッチリ守って記述されているページは、実はほとんどありません。割合で言うと、全体の1%以下といったところだそうです。エンカウント率激低です。

逆にいえば、多少の文法的間違いがあっても、webブラウザ上で表示することは可能ということなんです。
少々間違っていても、伝えることはできる。まさに言語そのものですよね。

正しい日本語を使うことが難しいのと同様に、正しいhtmlを使うということも中々難しいようです。

タグ

webサイトのソースコードを見るとのような、<>で囲まれた文字が沢山ありますよね。 これらをタグと呼称します。

htmlでは、このタグを並べて、指定箇所にテキストや画像のurlを挿入して、webサイトを構築していくのです。
タグには、webブラウザ上でテキストや画像をどのように表示させるか指定するという役割があり、種類も様々です。

例えば、文字を強調したいというときは

● <b>文章</b>や、
● <strong>文章</strong>
を使います。

「開始タグ」とスラッシュ(/)が付いた「終了タグ」の間に記載された文字が太くなります。

リンクを設置するには
<a href="リンク先のアドレス" >文章</a>
を使います。

中には終了タグが省略されるタグ等もあります。
例えば画像を表示するタグにはこのようなタグを使います。
<img src="画像のアドレス" />

といった感じで、目的や用途によって使い分ける必要があります。
正しい文法でhtmlを記述するためには、タグの役割を覚える必要があるということですね。

関連記事