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空飛ぶ車が空を覆う日

コラム
空飛ぶ車が空を覆う日

レトロフューチャー(古典未来主義)の世界では当然のように出てくる空飛ぶ自動車。

実際に車が縦横無尽に空を飛び始めたとしたら、車が空を飛ぶことの危険性や法律の大幅な改定の必要性など現実的な壁も多く出てくることでしょう。
しかしそんな事柄を気にもせずに、夢に見た空飛ぶ車の実現を追いかける人はこの世にどれ程いるのでしょう。

夢に終わらせるのではなく、実際にチャレンジして空を飛ぶ乗り物を開発してきた企業は多くあります。
コラム「空飛ぶ○○」

アメリカ・シリコンバレーのベンチャー企業Kitty Hawk社もそんな企業の一つなのでしょう。
Kitty Hawk社は現地時間4月24日に一人乗り用の空飛ぶ車「Kitty Hawk Flyer」のプロトタイプ製品の動画をYoutubeに公開しました。
Kitty Hawk社のこの空飛ぶ車プロジェクトにはGoogleの前最高責任者ラリー・ペイジ氏も個人的に資金援助を行っていたとの噂も。

水上スキーのような形をしており、水面から垂直に飛び上がり空中をゆらゆらと進行しています。
ヘルメットや救難ベストのようなものは装着していますが特段大げさな装備ではなく気軽に乗っているように見えます。
実際に操縦するのに免許等は必要なく、初めてでも数分も練習すれば操縦できるようになるとのこと。

予想していたような車の形をしている訳ではないかもしれません。
まだまだレトロフューチャーの中に見たような「空飛ぶ車」には追いついていないかもしれないのはご愛嬌ということで。

Kitty Hawk社は2017年内にこの製品を販売する計画のようですし、この機体だけでなく平行して他のプロダクトも開発をしているそうです。
また、飛行機で有名なエアバス社等も空飛ぶ乗り物プロジェクトに参入する意向を見せているようで。

今年は空飛ぶ乗り物が大きな注目を集めるのと同時に更なる発展が期待されそうです。

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