プログラミング教室を知ったきっかけの40%が口コミか紹介
コラム2020年にプログラミング教育の必修化決定、2017年に習わせたい習い事で1位になる(イー・ラーニング研究所調べ)等、幼少年代からのプログラミング教育が話題になっております。
Knocknoteでもプログラミングスクール事業はメイン事業として注力をしております。
そんななか、2016年にジャストシステムのマーケティングリサーチより「小学生のプログラミング学習調査」が発表されました。
半年程前に発表された調査結果ですが、非常に興味深い結果になっておりますので、いくつかピックアップ・考察をいたしました。
※調査対象 : 習い事をしている小学生の子どもがいる母親553名
口コミ・紹介で知った方が40%以上
「プログラミング教室(ロボット,実験,サイエンス等を含む)」を知った最初のきっかけについての質問です。
「育児雑誌などの記事や広告を見て」「友人・知人の口コミ」で知った方が、23.5%と最も多いようです。
インターネットやスマートフォンがほぼ全世帯に普及されているなか、雑誌と口コミというオフラインでの情報が、プログラミングスクールに通うきっかけになっています。
また、家族・兄弟・学校からの紹介や口コミも含めると、約40%が誰かからの口コミか紹介がきっかけとなっています。
口コミの信頼度はどのようなサービスでも高いものですが、習い事ではより通うためのきっかけとしての重要度が増すと推測できます。
環境と時代の変化がプログラミング教育への関心を高めた
「プログラミング教室に興味を持った理由」についての質問です。
最も多いのが「アプリやゲーム開発に興味があるから」です。
次いで、「小学生で2020年に必修化されるという報道があるから」「テレビで紹介されていたから」「Web上のニュースや広告の内容が興味深かったから」「育児雑誌などに記事や広告が載っていたから」「周囲で流行っているから」・・・と続きます。
最も多い「アプリやゲーム開発に興味があるから」の理由以外は、全て報道や広告や周囲からの影響によるものです。
世の中や周囲の変化・関心にひきずられるように、プログラミング教育への関心が高まっていると言えるでしょう。
カリキュラムと教室の考え方が決め手に
「プログラミング教室の決定理由」についての質問です。
実際に入塾を検討されている親御さまは、複数のプログラミングスクールを比較する方も多いかと思います。
そのなかで最も多い理由は「使用するツールやカリキュラムが充実しているから」次いで、「教室の考えや教え方に共感したから」と、この2つは80%以上の方が決定理由にあげております。
費用や場所や会社ブランド等、その他にも多くの検討材料はあるかと思いますが、「授業で行なうカリキュラム」「教室の理念や目標」、運営側としてはここを明確にして、高い質の授業を提供することが必要となるようです。
Knocknoteの提供するプログラミングスクール
KnocknoteEducationでは、「上質なICT教育とICT経験を」を理念に、100%現役プログラマーによる、お子様の成長にこだわった指導を提供しています。
上述の「プログラミング教室の決定理由」であがった「授業で行なうカリキュラム」と「教室の理念や目標」は、特に重視しております。
株式会社Knocknote代表取締役。大学卒業後不動産営業に従事した後、ITの重要性を強く感じエンジニアへ転職。ソーシャルゲーム開発、スマホアプリやPepperアプリの企画及び開発、高校でのプログラミング講師などの業務に携わる。2017年1月に創業。現在はプログラミング教育事業、システム開発事業を展開。今後は海外向けの教育事業をさらに拡大させていく事が目標。著書:『作って学べるUnity超入門』(技術評論者)