【Scratch】「かんたんけいさんき」のつくりかた
コラム![【Scratch】「かんたんけいさんき」のつくりかた](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2024/07/1.png)
ぜんかいはえんざんブロックについてせつめいしました。
こんかいはそのえんざんのブロックをつかってかんたんなけいさんきをつくっていきたいとおもいます。
かんせいひんがこちら。かんたんけいさんき
かんたんけいさんきのしくみ
まずはどんなしくみのものかをかんがえてみます。
ねこにすうじをおしえたら、ねこがかってにこたえをだしてくれるものにします。
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-12.18.36.png)
つくりかた
まずはねこをよういします。
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-10.24.19.png)
ねこをクリックしたら、ねこがすうじをきいてくるものにしたいとおもいます。
こんかいは「〜ときいてまつ」をつかいます。
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-10.26.12.png)
これはねこがしゃべってきいてくるもので、したにこたえるわくがでてきます。
まずはねこのなかに
「イベント」から「このスプライトがおされたとき」をだします。
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-10.25.26.png)
これは、どんなときでもこのスプライトがクリックされたときにこうどうされます。
このしたに「しらべる」から「あなたのなまえはなんですか?ときいてまつ」をだします。
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-10.26.12-1.png)
これをしたにつけましょう。
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-10.26.26.png)
この「ときいてまつ」はいれたスプライトがしゃべって、したにこたえるワクがでてくるブロックです。
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ここには「さいしょのかずは?」とうっていれてみます。
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-10.26.59.png)
いまねこをクリックするとねこが「さいしょのかずは?」ときいてきます。
「△+□」の△にはいるぶぶんを「さいしょのかず」というなまえでつくります。
△のぶぶんにへんすうをつくります。
へんすうとはどんなすうじでもはいるハコのようなものです。
へんすうをひとつよういします。「さいしょ」のへんすうをつくりました。
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「『さいしょ』へんすうを◯にする」をだして、したにつけます。
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「しらべる」から「こたえ」をだします。
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-10.29.54.png)
「『さいしょ』へんすうをこたえにする」にします。
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いちど、じっけんしてみます。
ねこをクリックするとすうじをきかれますが、それにたいして、すうじをこたえてあげると、さいしょのへんすうにはいります。
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ではもういちどしつもんをしてもらいます。
したに「しらべる」から「あなたのなまえはなんですか?ときいてまつ」をいれます。
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「つぎのかずは?ときいてまつ」にかえます。
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「△+□」の□にはいるぶぶんを「つぎのかず」というなまえでつくります。
へんすうをもうひとつつくって、つぎのかずをつくります。
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へんすう「つぎ」をつくって、「『つぎ』へんすうを◯にする」をだしてしたにつけます。
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「しらべる」から「こたえ」をだして、『つぎ』へんすうをこたえにする」にします。
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これで2つのへんすうをよういできました。
ねこがかんがえてからこたえをだすようにします。
「みため」から「うーん…と2びょうかんがえる」をだして、したにつけます。
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-10.41.03.png)
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さいごにけいさんをします。こんかいは「たしざん」なので、「えんざん」から「◯+◯」をだします。
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-10.42.17.png)
「へんすう」から「さいしょ」と「つぎ」をだします。
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-10.42.32.png)
+にひとつずついれます。
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-13.51.16.png)
「みため」から「こんにちは!という」をだします。
そのまま「さいしょ + つぎ」を(こんにちは!)のぶぶんにいれます。
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そしてしたにつけます。
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-10.49.12.png)
これでかんせいです。
ねこをクリックしてみます。
ねこにかずをきかれます。かずをいれてみます。
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-10.49.31.png)
※ここでは英字(えいじ)にゅうりょくでないとききません。
こんかいは2にしてみます。かずをいれたらEnterキーかみぎのチェックをおします。
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-10.49.42.png)
すると、「さいしょ」のへんすうのところにいれたかずの2がでてきます。
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-10.49.47.png)
「つぎのかずは?」ときかれるので、かずをいれてみます。
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-10.50.16.png)
3をいれて、Enterキーかみぎのチェックをおします。
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-10.50.23.png)
つぎのへんすうのぶぶんにかずが3とはいります。
すると、うーん?と2びょうかんがえたら、こたえの5といいます。
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-10.50.54.png)
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-10.51.11.png)
もういちどためしてもおなじことができます。
やりなおしたいばあいはもういちどねこをクリックします。
ですがこのままでは、かずのリセットがめんどうなので、はたがおされたら、じどうでかずがリセットできるようにしたいです。
「イベント」から「はたがおされた」をだして、「へんすう」から「へんすうさいしょを0にする」と「へんすうつぎを0にする」をしたにつけます。
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-10.53.26.png)
すると、さいしょのかずとつぎのかずが0になり、はたをおすとさいしょからになるようになりました。
わかりやすくしよう
すこしくふうしてみます。
ぜんかい(No.004)でせつめいしたのですがことばをたすことのできるブロックをつかってことばになるようにしてみたいとおもいます。
「えんざん」から「りんごとバナナ」とかいてあるものをだします。
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-11.11.17.png)
「りんご」のぶぶんに「さいしょ + つぎ」をいれて、「バナナ」のぶぶんに「だね!」をいれてみます。
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-11.11.31.png)
そして、「という」にもどします。
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-11.11.39.png)
「さいしょ + つぎ と だね! という 」というブロックになりました。
では、ためしてみます。
まずは2をいれて、3をいれると、うーんとかんがえたあとに、「5だね!」とはなします。
「りんご と バナナ」をうまくつかうとすきなセリフをいわせることができます。
ほかのけいさんもできるようにしよう
ほかのけいさんもできるようにしてみましょう。
ねこをふやして、「ひきざん」や「かけざん」ができるようにします。
まずはねこをふやすには、みぎしたのねこをみぎクリックします。
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-11.35.24.png)
「ふくせい」をクリックします。
ねこが2ひきにふえました。わかりやすくねこのいろをかえます。
まずはひきざんをつくります。
ふやしたねこをクリックして、コスチュームをクリックします。
バケツをもっていろをかえます。こんかいはむらさきいろにしました。
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-13.47.33.png)
むらさきねこのなかをすこしかえます。
さいごのブロックの「さいしょ + つぎ」をひきだして、「えんざん」から「◯ー◯」をだして、いれかえてみます。
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-11.42.27.png)
「さいしょ - つぎ」にしてもとのばしょにもどします。
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-11.53.20.png)
![](https://tetraup.com/news_topics/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-18-11.53.28.png)
これで、むらさきねこがひきざんのねこになりました。
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おなじようにねこをふやして、「わりざん」や「かけざん」をつくってみてください。
かんせいひんがこちらです。かんたんけいさんき
まとめ
いかがでしたでしょうか。
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株式会社Knocknote代表取締役。大学卒業後不動産営業に従事した後、今後のプログラミングの重要性を強く感じエンジニアへ転職。ソーシャルゲーム開発、スマホアプリやPepperアプリの企画及び開発、高校でのプログラミング講師などの業務に携わる。2017年1月に創業。現在はプログラミング教育事業、システム開発事業を展開。今後は現在力を入れている海外向けの教育事業をさらに拡大させていく事が目標。著書:『作って学べるUnity超入門』(技術評論者)