【決定版】自由研究のテーマ選び
コラムまだ寒暖差はあるものの、暑い日は半袖で出歩く人も多くなってきましたね。
お子さんの自由研究のテーマ、早くから決めておくことをおすすめします。
しかも、今進められている教育改革1)によって指導要領が変更になり、これからは探究心や主体性が求められ、さらには入試においてもその力が評価されるようになるかもしれないようですよ。
今年の夏休みは、最終日に徹夜して宿題を仕上げるなんてことをしなくて済むように、早めにテコ入れしちゃいましょう。
では早速、自由研究のテーマについて見てみましょ〜!
テーマその1:生き物
自由研究と聴いてまずイメージするのは、生物調査ではないでしょうか。昆虫、動物、植物と、見ているだけで変化があって、その調査記録をまとめると立派な自由研究になります。
昆虫
昆虫は幼虫、さなぎ、成虫と変化がはっきりと見えるものなので、それだけ変化する瞬間を見るのも面白いですし、最後にまとめる際にもまとめやすい研究対象でしょう。
植物
昆虫と同じように、身の回りの草花も成長する過程の変化がはっきりと観察できますね。
普段当たり前にある雑草に注目してみるのも良いですし、お野菜を種から育てて、収穫から調理して食べるまでの家庭をレポートとしてまとめるのも良いでしょう。
あえて普段見ることのない植物や花の種を買ってきて育ててみると、お友だちみんなに注目してもらえるかもしれませんね。
動物
犬や猫を飼っているご家庭なら、普段から見ているペットについての調査はあまりおもしろくないかもしれませんね。
そんなときは、鳥さんに注目してみるのはどうでしょうか。
身近にいる可愛い小鳥を双眼鏡で追いかけてみると、普段は見ることが出来ない動きを見られたり、知らなかった行動がみられるかもしれません。
また、複数の種類の鳥を比べて違いをまとめる研究も良いですね。1種類の鳥の行動を追いかけて行動を観察するのは、実際に実行するのは大変です。。。
そんなときは、「くちばし」だけに注目して比較するのがお薦めです。
大きさが鳥によって違うのはもちろんですが、微妙に違う形に注目するといろいろな発見がありそうですね。
近くの動物園に行けば、小さな鳥からダチョウなどの大型の鳥、また色鮮やかなインコなど、たくさんの種類を観察できちゃいますね。
観察し続けてそれをまとめる自由研究は、粘り強く毎日、或いは定期的に観察して記録を残す必要がありますから、自分で計画してそれを実践できれば、お子さんにとっても大きな達成感を得られる経験となるのではないでしょうか。
テーマその2:環境
例えば「地面」。
日頃、当たり前に存在しすぎて特に疑問を抱くことのないものではないでしょうか。
いろんな石ころを集めて、比べてみたり、叩き割ったりとかしてみると微妙な違いや共通する部分などが見えてきます。
虫眼鏡で拡大して見比べたり、今はちょっとした顕微鏡なんかも安く手に入りますから、石の成分を細かく見ることもできますね。
顕微鏡を使った自由研究なんて、いかにも研究っぽくてお子さんのやる気も引き出せそうですね。
また、少しお出かけして地層の見えるお山に行ってみて、地層をじっくり観察してみるのも良いですね。
それぞれの層での土の性質の違いや、埋まっているものの違いを比較することができます。
実際に山で貝殻なんかを見つけると、ずーっと昔はここも海の中だったんだということをより実感できるのではないでしょうか。
もしかしたらとっても貴重な化石なんか見つけちゃうかもしれませんね。
テーマその3:宇宙
子どもだけでなく、大人になってもロマンを感じる人も多い「宇宙」。
最近は宇宙旅行が数十年先に実現するなんてことも言われていますから、今は大人も子どもも宇宙に関心を抱く人が多いかもしれません。
天体観測というと本格的な望遠鏡がないと・・・と思ってしまいますが、月の満ち欠けならお子さんでも十分取り組める研究テーマではないでしょうか。
他にも、金星の観察をしてみるのも面白いですね。
普段は見ようとしないと見えない金星を、しっかりと見られる時間を調べて調査するのは、子どもにとっても良い経験となるのではないでしょうか。
月や金星をじっくり観察するだけでも、星空への興味関心を引き出し、太陽の位置との関係があることに気づかせるものとなるでしょう。
ほかには、いま計画されている宇宙旅行計画について詳しく調べてみたり、宇宙食の作られ方や工夫されていることについて調べるのも面白いのではないでしょうか。
テーマその4:プログラミング
プログラミングの自由研究ってなに?どういうこと?って思われるかもしれませんね。
プログラミングといえば、2020年に小学校での教育が必修化となることで話題です。
また、近年の子ども達の将来の夢として「プログラマー」や「エンジニア」が人気の職業としてあがっていますね。
プログラミングの研究ってとても難しそうに思うかもしれませんが、まったくやったことがなくても、何か少しコードを書いてゲームを作ったり、ロボットを作ってみると今まで当たり前に動いていた身の回りの家電やロボット、ゲームがどうして動くのかを知ることができます。
センサーとモーターを使って、簡単な自動運転の車を作ってみたりすると、壁に近づくと自動で止まって向きを変えるお掃除ロボットの仕組みもなんとなくイメージできるようになるでしょう。
そういったことをレポートにまとめるだけで、他のお友だちから一目置かれる自由研究となるでしょう。
それに加えて、プログラミングでできることを調べてまとめると、お子さんにとっても知らなかったプログラミングの世界の広さを実感する機会となり、夢も大きく広がるのではないでしょうか。
TETRA UPが毎年開催する「プログラミングを使った自由研究」では、プログラミングが初めてのお子さんでも丁寧にサポートします。
【大好評御礼!】プログラミング夏期講習自由研究コース開催!!
小学校でのプログラミング必修化まであと1年を切りました。
この夏の自由研究でプログラミングを学んでおけば、必修化まで残りわずかでも間に合います!
是非この夏に、お子様の未来を豊かにするプログラミングを親子で体験してみてください。
全国放送のTV局3局の取材が入るなど大注目だった一昨年。連日満席で大盛況の内に終わった昨年。
作った作品を持ち帰れるのはもちろん、レポートの提出用紙までサポートする充実の内容となっております。
お申し込み、詳細は弊社サイトの自由研究コースをご覧ください。
ご予約がいっぱいで埋まる前にお申し込みはお早めに!
株式会社Knocknote代表取締役。大学卒業後不動産営業に従事した後、ITの重要性を強く感じエンジニアへ転職。ソーシャルゲーム開発、スマホアプリやPepperアプリの企画及び開発、高校でのプログラミング講師などの業務に携わる。2017年1月に創業。現在はプログラミング教育事業、システム開発事業を展開。今後は海外向けの教育事業をさらに拡大させていく事が目標。著書:『作って学べるUnity超入門』(技術評論者)